分科会5
『10代ろう者のためのセクシュアリティサポートブック』
発行を通してみえたこと
〜ろうLGBTQ+と教育現場〜
分科会5
『10代ろう者のためのセクシュアリティサポートブック』
発行を通してみえたこと
〜ろうLGBTQ+と教育現場〜
Deaf LGBTQ Center代表
山本 芙由美
後日アーカイブ配信あり
手話通訳/文字通訳あり
保育室あり:事前申し込み制
Deaf LGBTQ Centerは2014年に設立し、現在はろうコミュニティや手話通訳、ろう教育現場など全国各地で講演研修をしている団体です。これまでに発行してきたサポートブックは4冊目。
2025年10月に発行した『10代ろう者のためのセクシュアリティサポートブック』(公財ひょうごコミュニティ財団助成)は、10代ろう者に分かりやすく、また、 教育現場で聞いてきた「LGBTの10代ろう者をどうやってサポートしたらいい?」という教員や保護者の方々、大人たちの声にもこたえられる、これまでにない内容となっています。
LGBTQかもしれないろうの中高生、10代が語る学校での困りごとや、うれしかったこと ・家族や友だちとの関わりやカミングアウト
多様な性をあらわす手話表現
授業で使えるワークシート
など、10代ろう者たちのリアルな声だけでなく、様々な成人ろうLGBTQのロールモデルにも触れた冊子に仕上げました。
そして、現在、全国各地の聴覚特別支援学校(ろう学校)のみならず、放課後等デイサービスや子ども食堂などもお届けし、サポーターを増やす活動を広げています。
10代ろう者からの感想
「学校で配布されて友だちにカミングアウトするきっかけができた」「自分ひとりだけじゃないんだと分かった」「本当にあるある!でした」
教員など大人の方々からの感想
「ろう児の価値観に合った内容でわかりやすい」「人権講座の教材として授業計画を作りやすくて助かった」「ろう当事者が作った本、子どもも真剣に読んでいました」など多数の感想が寄せられています。
制作にあたって感じたことや今後の課題などお話ししたいと思っています。
Deaf LGBTQ Centerは啓発や発信の団体ですが、大人のサポーターも応援して関わりを増やし、孤立しやすい10代のろうLGBTQたちの状況を変えていきたいと思っています。
講演 50分
休憩 10分
Q&A 25分
終了後、30分間の交流会があります。(参加自由)
グランドルールに反するふるまいが見受けられましたら、スタッフによる誘導や、場合によってはご退出いただくことがあります。
※時間は変更になる可能性があります。
Deaf LGBTQ Center代表。 兵庫教育大学大学院でろう幼児をもつ親の支援について研究。博士前期課程修了。日本財団の支援を得て2015-2017年ギャロデット大学等(米国)で、ろうLGBTQ 学を専攻。カナダのろうLGBTQ団体Ontario Rainbow Alliance of the Deafインターン。帰国後は『ろう×LGBTQ+サポートブック』の発行やろうセクシュアルマイノリティ全国大会運営(第5回大会まで)、東南アジアろうLGBTQ会議等を開催。2025年10月、ひょうごコミュニティ財団からの助成により、ろう児童・生徒向けの教材「10代ろう者のためのセクシュアリティサポートブック」発行。インクルーシブな社会づくりをめざして活動。本業はろう児を中心とした放課後等デイサービス管理者/児童発達支援管理責任者。