分科会7
フェミニズムがトランスジェンダー排除を招き入れるとき
——反ジェンダー運動の時代に
分科会7
フェミニズムがトランスジェンダー排除を招き入れるとき
——反ジェンダー運動の時代に
大学教員
清水 晶子
手話通訳/文字通訳あり
後日アーカイブ配信あり
ライブビューイングあり(保育室あり:事前申し込み制)
現在、欧米、欧州や豪州、アジア各国などで世界的な広がりを見せる反ジェンダー運動は、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)に代表される女性や性的少数者の権利、性教育やジェンダー研究などを広範なターゲットとしています。中でも2010年代後半以降とりわけ集中的に攻撃されてきたのはトランスジェンダーの権利ですが、それを端緒として、異性間の婚姻に基づく家族像から外れると看做されるLGBや単身者の権利、否認や妊娠・出産について産む人自身が決定する権利などにも、確実な押し戻しがきています。それにもかかわらず、現在のトランス排除の特徴のひとつとして、フェミニストやリベラルの勢力の一部がこれに積極的に賛同してきた点が挙げられます。この報告では、現在のこのような事態がどこから来て、どのように広がってきているのか、問題点をあらためてまとめたいと思います。
講演 50分
休憩 10分
Q&A 25分
終了後、30分間のZOOM交流会があります。(参加自由)
グランドルールに反するふるまいが見受けられましたら、スタッフによる誘導や、場合によってはご退出いただくことがあります。
※時間は変更になる可能性があります。
大学教員(東京大学大学院総合文化研究科)。教養学部教養教育高度化機構D&I部門長として、学部前期教養課程(学部1、2年生対象)のD&I教育の実施、および駒場キャンパスSaferSpace(KOSS)の運営にかかわる。専門はフェミニズム/クィア理論。主な著書に『フェミニズムってなんですか?』(文春新書)、『ポリティカル・コレクトネスからどこへ』(共著、有斐閣)、『読むことのクィア——続 愛の技法』(共著、中央大学出版部)など。微妙に隠キャだが愛情深い美形のゲイ(多分)のトイプードルと、愛嬌はあるが少し間抜けなお調子者ハバニーズ(SOGI不明)の世話係。