2024年5月28日の例会時に『粗挽粉を打つ』というテーマで研究部会を開催しました。
研究部会に先だって佐藤さんが、事前に昨年さくら蕎麦の会が栽培した玄そばを製粉し篩をかけ5種類の粗挽粉を準備してくれました。5種類の内訳は下の表の通りです。
サンプル①は40メッシュの篩で落ちる粗挽粉(1)が350g、40メッシュの篩に残った粗挽粉(2)が160g(含有率31%)の510g。サンプル②、③、④は粗挽粉(2)が1~11%含んだもに更に140gのつなぎを入れ650gのそば粉をそれぞれ準備しました。サンプル⑤として細かく挽いたものも準備し、生粉打ちとの比較を行ってみました。
上記の準備した①~⑤について、サンプル毎に高段者のリーダーを中心に皆でそば打ちを楽しみました。粗挽粉は最初に水を沢山入れる、加水したあと水が粉に浸透する時間をタップリとるといったこと等を考慮しそばを打ちました。最後は美味しいそばを賄として皆で食味した結果、やはり甘皮が多く含んだサンプル①が一番美味しいといった感想が多くありました。
5種類のそばを
賄で頂きました
加水状況の確認
水の浸透具合を確認
水の浸透を待つ
水回し状況の確認
鉢作業が終りホット一息