令和6年5月19日炊き出し訓練と防災資機材の取扱訓練
令和2年度の防災訓練は、10月11日(日)に行う予定でしたが、協力を依頼した消防隊が直前に緊急出動となったため、
準備した訓練は中止して、集まった人々35人を対象に、防災アドバイザーの小澤さんから救命講習を実施して頂きました。
心機能が停止して意識を失った人に全身の臓器へ血液を送り込み、臓器が酸素不足で働かなくなってしまうのを防ぐ重要な救命方法です。
倒れている人の胸の真ん中に手のかかとの部分を重ねてのせ、肘を伸ばしたまま真上から強く(胸が約5センチ程度沈むまで)押します。
これを1分間に100~120回の速さで繰り返し続けます。
開会の挨拶
AEDの説明
胸骨圧迫の訓練
AEDに触れてみる
令和元年度秋の防災訓練は、10月27日(日)10:15から防災倉 庫前で浦和消防署木崎出張所の消防官3名と
防災アドバイザー小澤さんの指導で、通報訓練、消火訓練、煙体験訓練を実施し、45人(うち児童6人)の方が参加しました。
・台風19号来襲で、さいたま市は10月12日の10時から自主避難のため避難所を開設し、針ヶ谷小学校には5世帯10人ほどが非難されました。
自主避難だったため、食料・水は各自持参とされましたが、風雨の中で避難する際に「着替え」を忘れずに持って出て下さい。
また嗜好品や読み物、スリッパも必須アイテムです。
・通報訓練は携帯電話で消防指令に直接訓練電話を架ける方法を採りました。
携帯電話からの通報は携帯電話の基地局の位置を判定して担当する消防局に繋がります。行政区画の境界に近い場所では他の市が受けることもあります。その際は慌てずに「さいたま市です」と言えば、直ぐ転送してくれます。
最初に火事の場所を大体でも良いので通報すれば、消防隊は直ちに出動態勢に入ります。
そして消防の担当者は細かいことをいろいろ質問し、状況を把握しながら出動中の消防隊に適切な指示を出してゆきます。
・消火訓練で大事なことは、先ず大声で近隣の人に火事の発生を知らせます。
消化器の作動時間は15秒、薬剤到達距離は5mですから、慌てずに出来るだけ火元に近づいて使うようにして下さい。
また消化器を使う際は、自分が背後に退避できる場所を選んで下さい。
・煙体験訓練で重要なのは、煙は高熱な有毒ガスであると認識することです。吸い込むと喉を火傷し、窒息します。
口をハンカチで押さえ、姿勢を低くして、壁を手の甲で触りながら出口に向かいます。
訓練会場の様子
消火訓練
煙体験
令和元年度の炊き出し訓練は、6月23日(日)10:15から防災倉庫前で64人(うち児童8人)が参加して実施しました。
今回は地区防災計画立案の成果を踏まえて、災害時における住民の安否確認体制と要支援者の救援方法を参加者に具体的な説明を行いました。
車椅子の正しい取扱い方法の説明、段ボールベッドの体験、発電機を使用したスマホの充電等を従来の防災機材取扱い訓練に加えました。
安否確認手順の説明
車椅子の扱い方
段ボールベッドの組み立て
スマホの充電
平成30年度の防災訓練は、10月14日(日)10:15から防災倉庫前で浦和消防署木崎出張所の消防官3名の指導で、通報訓練、消火訓練、煙体験訓練、応急手当訓練を行いました。
ジャッキ使用訓練
救命訓練
平成29年度秋季防災訓練は10月15日の予定でしたが、雨天のため中止しました。
平成29年の炊き出し訓練と防災機材取扱い訓練は6月18日(日)10:15から防災倉庫前で53人(うち児童8人)が参加して実施しました。
今年は7丁目在住の小澤防災アドバイザーから詳しく説明をして頂き、認識を新たにしました。
五目ご飯のアルファー米調理ではアルファー米と具の混ぜ合わせを丁寧に行う様にと注意がありました。配布したアルファー米に具が多い少ないと目に見える状態になると、必ず不満が噴出してトラブルになるそうです。
大震災の直後は、高額紙幣は使えません。自販機で使えるのは1,000円札と500円~10円の硬貨です。非常持ち出し品に備える現金は小銭です。
発電機は井戸水汲み出しに必要な機材です。多くの方に始動の体験をして貰いました。
例年通り簡易担架の作成、搬送の体験もして貰いました。
平成28年度防災訓練は、10月22日(土)10:15から防災倉庫前で浦和消防署木崎出張所の消防官3名の指導で、通報訓練、消火訓練、煙体験訓練を実施しました。
開始前の会場参集を避難訓練と見立て、参加者名簿に記帳して頂き、45名の参加を確認しました。
*通報訓練
携帯電話で119番通報を行い、消防指令員との対話を体験します。
通報で最も重要なのは、事故発生場所を的確に伝えることです。発生場所が確定できれば消防署は直ちに出動します。
通報の詳細は出動中の消防車に無線で連絡されます。
火事の場合に聞かれることは、出火場所、初期消火を行ったか、けが人の有無、対象建物の階数などです。
場所の住所が分らないときは、近くの建物の名前、電柱の番号など手掛かりなる物を伝えます。
この日、さいたま市消防局内部で特別訓練が行われ、我々の119番通報を受けることが出来ず、会場に来た消防官が消防指令の役割を演じました。
通報者と消防指令との対話を参集者全員が聞くことで、実感体験を共有しました。
*消火訓練
建物や街頭に設置されている代表的な消火器は、薬剤の届く距離が約5m、噴射時間は約15秒です。
火元から5mまで近づき、落ち着いてノズルを下に向けて火元を払うように噴射します。
*煙体験訓練
火災による死者の多くは、煙を吸い込んで身動き出来なくなって死に至ります。
煙は上に登りますから、姿勢を低くして壁を触りながら出口に逃げます。
訓練は無害な白い煙が充満し、視界の全くない密閉テントの中で行いました。消防官から「姿勢が高すぎる」との指摘を何人かが受けました。
住宅用火災警報器は、寝室、階段上部などに煙感知型を設置して、火災から逃げ遅れを防ぐものです。
*トピックス
①ゴミ集積所で放火事件
領家コーポで夜間にゴミへ放火される事件が発生しました。ゴミ出しは収集日の朝に行って下さい。
②通電火災の防止
阪神大震災で発生した火災の多くは、停電が復旧した際に避難した住宅でスイッチが入ったままの電気器具や切れたコードが加熱して発火したものです(通電火災)。
家庭の配電盤のメインブレーカーを、大きな揺れを感じると切断する仕組みにすると防止出来ます(感震ブレーカー)。
避難する前にブレーカーを落とすことが重要です。ブレーカーのスイッチに紐を付けて直ぐ切れるようにするのもアイデアです。
さいたま市は東京電力と「停電復旧後の通電は安全確認された家から行う」協定を結ぶ予定とのことです。
平成28年の炊き出し訓練と防災機材の取扱い訓練を、6月5日(日)10:15から防災倉庫前で68人(うち児童14人)が参加
看板の横断幕
パソコンを見る人達
発電機の始動
アルファー米の盛付け
簡易担架の組立て
リヤカーを使って
平成27年秋の防災訓練は10月11日(日)10:15から小雨の中、40人が参加して市営立野団地の防災倉庫前で行いました。
浦和消防署木崎出張所の協力を得て、通報訓練、消火器取扱い訓練を実施し、、煙体験訓練は雨のため中止しました。
火事ですよ!
消火器用意
放水
平成27年の炊出し訓練と防災機材の取扱い訓練を、6月7日(日)10:15から防災倉庫前で62人が参加して実施しました。
アルファー米の五目ご飯の調理、発電機の始動、簡易担架の製作などを多数の方が体験しました。
アルファー米の作り方
簡易担架の製作体験
車椅子の試乗体験
平成25年の炊き出し訓練は6月23日(日)10:00~11:15に防災倉庫前で行いました。
非常用保存食(アルファ米)の炊出し、豚汁の調理、防災機材の取扱いに45名(うち児童13名)の方が参加しました。
初めて豚汁の提供を試みましたが上手くいったと思います。発電機の取扱いも多数の方が経験されました。
平成24年の防災訓練は浦和消防署木崎出張所の協力を得て10月28日に小雨の中で実施しました。
消防隊の方から以下の様な講評がありました。
1.領家7丁目は住宅密集地ですから、出火すると延焼の危険が多い地域です。23年、24年と大きな火事が発生しています。
不注意の失火を起こさない様、十分注意をして下さい。
また住宅用火災警報器の取り付けが進んでいません。
2. 通報訓練 自宅で火が出た際は、直ぐ避難して携帯電話で通報するのが安全です。
落ち着いて住所、氏名を先ず連絡します。
3. 消化訓練 普通の消火器は、消火薬の噴出時間は15秒です。出来るだけ火元に近づいて使用します。
安全ピンを抜く、ホースを火元に向ける、レーバーを押す、一連の動作を落ち着いて行って下さい。
箒で床を掃く様に噴射しながら火元に向かいます。燃えてるものが飛び散らないようにするためです。
4.応急処置 怪我の止血は、三角巾やタオル等巾のある布を使用します。hi
ひもの様な細いものを使うと、血管が完全に押えられて、止血した先が壊死してしまう虞があります。