研 究 内 容

主な研究テーマ

  • プランクトンと微生物(詳細はこちら

  • 森林と土壌微生物の関係(詳細はこちら

  • サンゴと微生物の相互関係

  • 生態系の健全性評価指標の開発(詳細はこちら

  • 生物の共存メカニズムの定量化方法の開発

  • 台日生態学ワークショップの総括(詳細はこちら

  • アイデアペーパー

環境モニタリングと数理モデリングによる生態系の健全性指標の開発

地球上には、数十メートルを超える巨木群、色とりどりの花々や虫たち、大小さまざまな魚たちなど多種多様な生き物に満ち満ちています。そしてこれらの生き物たちが折り重なって、サンゴ礁、湖、森林等の美しく多彩な生態系を形作っています。しかし私たちが肉眼で見ている世界は複雑な生態系のほんの一部に過ぎません。数十億年前に最初の生命が誕生した時から現在まで、地球上のさまざまな生態系は目には見えない「微生物」に支えられています。このような複雑な生態系の歴史的な移り変わり(=進化)の方向性や環境変動に対してその変動を吸収し一定のふるまいを続けることができること(=安定性)の仕組みはよく分かっていません。
私たちの研究室では、DNAメタバーコンディング技術や表現型マイクロアレイ解析などの新しい微生物調査テクノロジーと、数学や統計学、計算機を利用したモデリングアプローチを組み合わせることで、微生物と生態系のかかわりの解明に挑戦しています。

国際的共同研究体制

教員がこれまで10年間進めてきたプロジェクトでの研究ネットワークから、共同研究先は国内の大学をはじめ台湾やドイツの大学・研究所など国際的なものです。