ソフトウエアを作る場合、ただ『ふるまい』を決めればソフトウエア化できるわけではありません。ふるまいから、具体的なソースコードまで落とし込まなければ、ソフトウエアは動作しません。しかし、全ての手続きや動作が同一のコードに書き込むわけではありません。入力と出力の関係や、『同等の機能を持つ』関係で上手くパーツとして分けて、それらを組み合わせてソフトウエアを作る方がより安全で、簡単に仕上がるものです。
ここでは、どのようにソフトウエアのパーツを定義し、実際のコーディングへ向かうかについての、幾つかの考え方と図について説明していきます。
画面遷移図は、アクティビティ図の一種と言えます。つまり、画面に対してどのようなアクションをすると、どの画面に移るのかを定義します。ですので、アクティビティ図として置き換えれば、既に皆さんは画面遷移に相当するようなものを作っている、という事になります。
しかしながら、スマートフォンにおいては、画面のサイズが小さく、その中に置くことの出来る情報は少ないですし、スマートフォンで『スクロールをする』ことは、大型のマップを表示する以外には避けた方が、使用感が高いという事も言われますので、