三重学友同窓会ホームページ開設に寄せて
放送大学三重学友同窓会会長 中田一穂
2025年新年度 中田会長挨拶
2025年度三重学友同窓会活動展開にあたって
2025年の新年度迎えて、当年度の活動展開についてひと言申し述べます。
いま社会は、新型コロナ感染症パンデミック期間が過ぎて、ICTの急激な進展や少子高齢化による労働人口構成の変化などが喧伝され、それが働き方の多様化、高齢者の就労、人と人の繋がりの希薄化などに現れて来ていて、このような状況変化はいろんな社会活動にも反映されてきています。
三重学友同窓会活動も発足後11年目になりますが、ここ何年かで会員動向に大きな変化が感じられます。ひと言で申せば、これまでと違って同窓会活動が厳しくなって来ていると言えます。
その要点を三つほど列挙すれば、
会員が毎年少しずつ減少しています。いわゆる、同窓の誼とか絆意識が薄くなってきているのでしょうか、また、関心のある活動事案がない、あるいは、仕事が忙しいなど、があるのかも知れません。昨年度は新入会員もありませんでした。
役員も固定化が続き、欠員補充及びローテーションが難しくなっています。役員の公募に対し、自薦他薦者がありません、また、役員の固定化によって同窓会活動に対する発想に変化が見られないという影響があることも考えられます。
学習環境のWeb化の進展や会員の高齢化も相俟って、学生諸君の学習センターへ来る足が遠のいています。それによってますます学生同士が顔を合わせる機会も少なくなっていると言えます。
等が挙げられます。
これらの状況は、我が三重学友同窓会だけではなく、全国同窓会連合会の少なくない同窓会も同じような状況にあることが報告されています。
このような状況に鑑みて、本年度は「活動事案の最適化の追求」を目標に、昨年度からの延長になりますが「Web通信活用の充実」に重点を置いて、会員との「双方向の情報交換の向上」を図り、活動事案をとりすすめていければと考えています。個々の事案については、事後アンケートの充実によって参加者のご意見などもいただきながら、より良い活動展開を図っていければと考えています。
現在、メール登録者は会員の約80%に上り、PC教室も活発に活動し出席者も増えていること等も考えると、近いうちに会員のメール皆保有登録も期待しています。
会員の皆さまには、今後とも継続して是非積極的に活動へのご支援、ご協力をお願いする次第です。
2025年4月
三重学友同窓会会長 中田一穂