この像は、昭和47年7月1日に上田市有形文化財に指定されました。
増高230㎝、台座と綸光背を含めると318㎝となり、上田小県地方では最大の巨像です
11の面と42の手を持つ十一面四十二臂像ですが、残念なことに面の一部と手の一部が失われています。
肉体部は漆箔で金色に仕上げてあり、衲衣は灰青色に着色してあります。
威厳ある面相と肩から胸部へかけて力強い表現が目立つ良作で、室町時代末頃の作と考えられます。
かなり貴重なものです
上田市教育委員会