【地蔵堂】
本尊 地蔵菩薩 六道※で苦しむ衆生(しゅじょう)を教化、救済する菩薩。
此方のお地蔵様は、左手に宝珠、右手に錫杖(しゃくじょう)を持ち、頭を丸めた僧形の像で、慈愛に満ちた柔和なお顔は、 人々に
大変親しまれる。
※六道とは、仏教において迷いあるものが輪廻するという6種類の迷いがある世界のこと。
・天道 ・人間道 ・修羅道 ・畜生道 ・餓鬼道 ・地獄道
【筆塚跡】
昔は、社会に出る前の準備教育を寺子屋で終えるものが多かった。そこで使ったであろう古くなった筆を供養した塚。寺子屋の師匠
は子供たちにとって生涯の師でありました。寺子屋とは読んで字のごとく、お寺の住職が師匠という例が多かった。龍泉寺にも寺子屋
があったようです。