研修参加者の感想

レジリエンスで行っているさまざまな研修にご参加いただいた方の感想をご紹介します。

(掲載の許可をいただいた方の感想を一部抜粋・編集の上掲載しています。)

【2018年】

【東京2017-18】ファシリテーター養成研修 同じ研修を2018年12月~2019年3月に東京で開催します。

・支援者が☆さんを変えることはできないけれど、相手に応じて伝え続けることはできる、そして変わるかどうか選択すること、変わることは本人にしかできないことも大切にしたいと思いました。魔法のような支援や言葉はないけれど、健全で安全なつながりを提供できる人、場所として在りつづけることが☆さんの回復の一助となるのだということに勇気をもらいました。

・全く違う性格の講師二人の仲の良い様子を見ることがとても楽しかったです。つながりを持つことが耐性領域を広げるという話しがありましたが、他者のつながっている様子を見ることも元気をもらえるものだと知りました。自分(ひとり)が変わることで周囲の人間(複数)にも影響があり、それが少しずつでも社会を変えていくことにつながるということを意識していきたいと思います。

・いつも図解で示されたのが良かったです。資格からの認識は頭の中に残ります。

・懇親会、自己紹介、休み時間があり、いろんな人と話ができて、情報もたくさんもらえてよかったです。

【東京2018】ファシリテーター養成研修(デートDV版)

・イメージしやすい詳しい説明、ツール、情報が盛りだくさんで大満足です。デートDVの研修を頼まれた時は不安でたまりませんでしたが、不安が半減(?80%減?)しました。

・体操やロールプレイ、質問など、大変楽しく研修を終えることができました。

・一つの授業の教案とトラの巻みたいな構成がとても感動的。資料やツール、パンフなど今後に生かせそうです。

・かなりの高校を回っていますが、これに対して、改めてDV相談につながっていない(ほとんどない)というのが、懸案になっています。きっと電話する、という行動がなかなか難しいのだろうと思います。どう関わっていけるかな、と皆で考えています。

・暴力の原因について、ベースに本人の価値観・認知があるのは間違いないでしょうが、それのみに帰属させるのは無理があり、状況によっては誰でも暴力加害者になりえるのではと思います。

・民間団体で相談・同行支援、出前講座などしています。<考えてみよう>の資料、とても良かったです。私たちの講座ではメニューに入れていなかったので、参考になりました。

・相談、医療、司法、親、友人、教育にいたるまで網羅されていたので、多角的な視点を得ることができた。ワークを通じて、より体感レベルにおりてきた。人権、尊重、多様性という地点に立って、軸を整えた感があった。

・相談業務の中では傾聴中心となっているが、相談者とつながっているだけで相談者の力になっていると聞き、明日からまた頑張りたいと思います。

・被害者だけでなく、加害者への対応も知れて良かったです。

・全体を理解するために必要なことが段階的に話されてわかりやすかった。

【2017年】

【東京2017】ファシリテーター養成研修修了者のためのフォローアップ研修

・講座を開催していて、こちらがびっくりするほど☆さんたちに響いていること、☆さんの力になっていることを感じています。アタッチメント、境界線、危険な環境の中での意識、本当の謝り、どれも深く納得で、講座に活用していきます。☆さんの反応が楽しみです。きっと。☆さんの整理につながると思います。

・12回の講座のあちこちで使えそうな、とてもためになる研修でした。アートが追加されたのも、講座を続けていく立場としてはとてもありがたいです。しかも材料費があまりかからないのも助かります。

・技術や手法といったものではなく、視点、捉え方、考え方といった本来とても大事なものをていねいに伝えようとしているのが伝わってきました。

・明確な目的の元、作られた資料で、すごく参考になった。支援者として、改めて自分のメンテの大切さを感じさせられた。“同じ経験をしてるから分かる”といった単純なものではなく、支援をするためには知識と手段、そして自分の心のうちを感じ取れるような努力があって初めてできるのだと思いました。

・耐性領域の話は非常にわかりやすく、“今ここにいる状態”マインドフルネスについても理解しやすかったです。子どもたちに向けた講座についても、子どもだけでなく大人たちが理解して、行動にうつすことが大切だなと思いました。

【東京2017】解離に苦しむ当事者を支援するための養成研修(SAFER)

・冊子を始め、資料もいただき、活用しやすいヒントを沢山もらいました。「想像力」大切に。そばにいるためにも、よりイメージしたいです。

・現実ーファンタジーー解離の絵は、色んなことを考えさせられました。「好奇心」というキーワードが特に、理解、支援につなげられそうと思いました。

・経験や知識を研修で学ぶというのもありますが、支援者として、どういう考え、視点というか、同じ人としてどのようにそばに居られるかということに対してのヒントをもらった。

・自分の中の強さや、いいところ、弱さ、希望など、色々なことを感じて、少しやさしい気持ちになれる時間でした。

・☆さんに寄りそうこと、一緒に考え、困ることの大切さを改めて学びました。

・大切にされなかった子どもたちのアイデンティの説明を受け、前職でかかわった子ども達のことが、突然、一気にあふれるように出てきて久しぶりにきつさを感じました。きつい時間でしたが、改めて、一生かけての宿題と思いおこせました。

・性暴力・性虐待について社会的にも大きな動きになっていくので、解離に苦しむ当事者支援についてもも大きなうねりになっていくのではないかと期待している。

・具体的で画像も多く、理解しやすかったです。体力、気力、知恵をあらんかぎり使って伝えようとしてくださったことに感謝しています。

こちらの研修は、2017年8月に大阪、福岡でも開催します。

【東京2016-17】ファシリテーター養成研修

・6日間という長い時間だったが、講師二人の楽しいやりとりで退屈せずに過ごせた。未知の世界もあり、知的興味をそそられて次回も楽しみになってきた。

・資料の活用方法、支援とは何か、人に関わることとは、を再考し、少しずつ丁寧に実行したいと思います。オンとオフを賢く、人に対して素直でありたいと思います。

・いつどのテーマを扱うのかがわからず、ちょっと時間が押してて全部終わるのか?と気になった。対処療法ではなく、暴力の加害者や被害者を生まないための啓発活動についてもっと知りたいと思いました。

・生活の中で起きているたとえ話が参加者に伝わりやすそうで参考になりました。細かな配慮がたくさんあって、とても居心地が良かったです。いろんな方とつながれたこと、皆さんとお話しできたことがとてもステキな思い出になりました。

こちらの研修は、2017年1月~3月に福岡でも開催しています。

【東京2017】ファシリテーター養成研修(デートDV版)

・いろんな発達レベルの子を対象にされているのがよかったです。最後のミクのストーリーで、相談した相手の反応を見る、といった体験が、当事者の視点(で見ること)に役立つと思い、大変参考になりました。

・デートDVの啓発は、DV法の支援機関と経路が違って難しいが、中高生のうちにしっかりと認識をしてもらうことが長年の苦しみにつながらないための早道だと思う。

・デートDVの予防講座でありながら、(親の)DVで傷ついている子どものケアをする講座でもあるという内容がすばらしいと思いました。

・DVのことは若いうちから知っておくといいと思います。それこそ小学生でも、いじめ対策になるかと。自分の周りから伝えていきたいと思います。

・相手を尊重することができればDVをなくすことができるという事を学び、傾聴することはできても自分も相手も尊重することであるという事が、簡単なことであるようですが、支配している人や考えを持っている人の考えを変えるのにはエネルギーも必要であることを学びました。

・専門的だが☆さん、社会にとって必要な情報を専門家だけでなく広く分かち合おうとする姿勢に賛同します。

・一部の専門家だけでなく、一般の私たちもこの情報を知っていたら、本当にいろんなことが良くなっていく可能性があると思っています。まずは知ることが大切で、それを知った私が少しでも広めていけたらと思いました。

こちらの研修は、2017年3月に福岡でも開催いたします。

【2016年】

【仙台2016】トラウマを抱えた子ども・思春期の青少年へのアプローチ研修

・現場の子どもたちからの質問には興味が持てました。なかなか知ることのできない施設内で生活する子どもたちのいっぱいいっぱいな感じを思うと、これも私自身を含む大人社会にこそ責任があると考えます。多くの気づきとこれからのやる気にエネルギーを注いで頂いたような気持ちです。

・アートセラピーについてあまり学ぶ機会がないので、また機会があれば参加してみたいと思います。

・性暴力は人の生命をおびやかすものであるという内容に心が動かされました。今助産師として働いている自分の出発点がやっと理解できました。

・中学校において「性教育」を実施しているので、今回学んだことをとり入れて実施していきたいと思います。「相談することの大切さ」をくり返し伝えていきたいと思いました。

【大阪2016】トラウマを抱えた子ども・思春期の青少年へのアプローチ研修

・アートセラピーは初めての体験でしたが、楽しかったと同時に奥深いと感じました。

・資料をすぐに使用でき、使用方法に制限がないというのが、とても良いと思います。結果的にその方がエンドユーザーに伝わるという考えは、その通りだと思います。アートの講義は初めてでしたが、実践に基づく内容、その支援の姿勢が素晴らしいと思い、自分も見習い実践に活かしたいと思いました。

・1日お話を聞いて、緊張せず過ごしました。このリラックスして良いと言う雰囲気を大切に、支援に生かせたらと思いました。

・レジリエンスの研修を3年近く受けながら、ぼちぼちとですが自分の小さな小さな講座で皆さんにシェアできることをシェアし、それを大切に持ち帰っていただけるようになりました。今日の学びをまた、1人でも2人でも届けられるような支援サポーターでありたいと思います。

・☆さんは力を持った人なんだという言葉にはっとしました。その人の力を信じて関わっていきたいと思いました。子どもとのコミニケーションについても、大人もですが、その子の言葉をそのまま受け止めるということを意識して実践していきたいです。

・子どもであれ若い人であれ、人と人が向き合うことの基本を改めて学べました。

こちらの研修は、2016年7月に名古屋、8月に仙台でも開催いたします。

ファシリテーター養成研修(デートDV版) in 東京2016

・デートDVについて、様々な視点でお話しいただき、非常によくわかりました。ただ、理解は相手と関わって初めて深まるものだと思いますので、ひとりひとりの心に寄り添い、「聴くこと」を大切にしていきます。

・専門学校でカウンセリングをしているので、今後はDVについての相談に対応したり、年度当初の学生向けの話の中で使っていきたい。

・スライド等、自由に、しかも自分で編集を加えることができるなど、感動しました。

・デートDVを社会からなくしたいという想いが強く伝わってきました。

・この頃はネットで見たと、20代の相談も以前より増えていて、寄り添う支援をどうしていったらよいか、今日じっくり思い考えることができました。講座でも話されたとおり、マニュアルはなく、その場その場で試されるものがあります。

【東京2016】ファシリテーター養成研修修了者のためのフォローアップ研修

・ファシリテーターとして実際に活動を行う中で役に立つものがたくさんありました。講座の具体的な内容だけでなく、環境や状況の設定を含めて活用できる内容が多かったです。

・性暴力をはじめ、ストーカーのチェックリストなど、とても役に立つ話でした。

・ほかの参加者の質問と、それについてのディスカッションもためになりました。

・各地で活動している皆さんの話を伺えて励まされました。

・今後の計画を考え、シェアする機会があったのもすごく良かったです。

・同じ内容でもタイプの違う二人の講師のアプローチの違いを聞けるので、他の人に自分が伝えるときに選択が広がると思いました。

・こころのcare講座の開催(地方)について、どこでどうしているのか知りたいです。

・年に1度くらいはこのようなフォローアップ研修を受講できたら、職場でも、活動する上での活力になると思います。

・フォローアップ講座は毎回出席したいと思いますが、更新した箇所(パワーポイントなど)のフォロー(配布)もお願いしたいと思います。

・一人でも多くの☆さんに情報を届けようとオープンにしていく姿勢、考え方に共感します。“つながり”の力について、うれしい情報でした。

・アメリカのFJC(ファミリージャスティスセンター)の紹介で、細やかな配慮に驚きました。人的支援も大切ですが、ハードの充実の必要性を感じました。

こちらの研修は、2016年3月に福岡、6月に札幌、7月に大阪でも開催いたします。名古屋、仙台でも開催予定です(日程未定)。

【東京2016】トラウマを抱えた子ども・思春期の青少年へのアプローチ研修

・実際に子どもたちに伝えた時の反応の話を聞かせてもらってよかったです。アートセラピーの可能性を感じました。

・盛りだくさんの内容で、スピードもはやくついていくので精一杯でしたが、資料を見返して自分なりに振り返りたいと思います。

・自分の言葉で自分の思いを入れて語ることが大事だということを強く感じました。パワーポイントのイラストの効用、アートの力が印象的でした。

・思春期の発達とその発達段階に必要な言葉や情報についてとてもわかりやすい講座でした。

・青少年に向けたパワーポイントは若い世代へのこころのケア講座の感もありました。ぜひ伝えていきたい。脳とトラウマの話もとてもわかりやすかった。アートとトラウマへのアプローチの関係がよく理解できた。具体的に現場に活用できそうです。

・相談業務の中で、直接小中高生と話す、聴きとることがあります。今までは言葉による会話でしたが、今日、絵中心のアプローチを学び、DVケースの子ども、虐待を受けている子どもに面接をしていく際、自分なりの資料を加えたり、考えて使って行こうと思いました。

東京都 ’16.1-3月 ファシリテーター養成研修 in 東京2016

≪1回目≫

・情報、知識、エピソードがもりだくさんで、あっという間の2日間でした。

・こころのケアは全ての人に必要なテーマなので、今回学んだテーマを、早速自分の団体で勉強会などの形でやってみたいと感じました。

・休憩が10分ずつでは、少しきつい感じでした。

・研修を受けて、改めて整理でき、気づき、確認でき、苦手部分も含めて今後へのエネルギーにできました。

・実際の支援の場で、どういう形、場所、相手に実践できるか、イメージが必要だなあと思いました。

・自尊心は職場のみんなの力を発揮してもらうためにも有効です。

・具体的な体験や例を交えながらの説明でとてもわかりやすかった。

・どう言えばより伝わりやすいかなど、参考になりました。

≪2回目≫

・グリーフというのを知ったのは最近なので、この考えがもっと世間に広まってあたりまえのことになったら、もっと楽に生きられる人が増えるんじゃないか?と思ったりしました。

・健全なパートナーシップについて、もっと早くに知識があったらよかったと思うし、DVに関わらず、社会常識になっていくと良いと思います。

・4テーマの構成で、取り上げるテーマの組み合わせが重・軽バランスよく、理解が進みました。

・傷つきとの向き合い方が、とても考えさせられ、振り返りにもなり、また、今の自分の状況の確認になりました。

≪3回目≫

・3回目の研修はかなり重量級でした。大変有意義でしたが疲れました。しかし、充実した6日間を、体力気力気分のバランスを保って終了できたのが嬉しいです。

・講師2人の解説が、「のりしろ」がたくさん取ってある話し方で「これが良いです!」「この方法です」等の断定的な話し方でないのがとても参考になりました。

・全国から熱心に通われているほかの参加者の方からたくさん刺激もうけましたし、DVについて知識を深められたのと同時に、普段の世の中をかえるための人間関係やコミュニケーションについて学べたのも、とても大きかったと思います。

・自分が理解していることと、それを話せるようになることは違うステージなのですが、とても理解しやすかったので、話せるようになって、実践できるようになってきている自分がいます。また、やってみることで不十分な点も見えつつあります。すごい成長を感じています。

・具体的に書かれたマニュアル、解説、エピソード、回答例があり、何度も見返し、講座に活用できそうです。

・☆さん、Bさんに関することを学びながら、実は自分のことを振り返って考える機会を与えられたことに気づきました。

・こころのケア講座でよく出るQ&Aなどがあるとありがたいです。