初めての勉強会の開催しました。
政策室の方を含む、対面15名オンライン4名の方が参加してくれました。
まず3名から4名のグループに分かれて、アイスブレイクタイムです。
にほんごしえんの活動形態では、同じ団体メンバーと言えど他の場所で活動している方と会って話す機会が少ないため、まず自己紹介から始まりました。相手との共通点を見つけ、リラックスすることで意見を言いやすくする、とても重要な手順です。
場が和んできたところで、それぞれの支援における困りごとや不安などをポストイットに書き出します。
こういうことが困っているというと、私たちはこうしているといった参考意見や、支援して驚いたり感心したりした経験を聞いたり話したりして、みなさん和気あいあいと作業していました。
ポストイットがある程度集まったら、同じカテゴリーの悩み事にグループ分けし、ではそれを解決するにはどうすればいいか、何が必要かを話し合いました。
解決につながるアイデアがでても、またさらに他の問題が出てくるといった、無限ループのような問題や、システムを改善すればある程度解決するといった問題まで、様々なものがあります。
子どもの背景や性格、支援に対する考え方ややり方は千差万別で、これをすれば解決するという単純な問題ではないものばかりでしたが、今回問題を整理しクリアにしたことで少しでも解決への道筋が見えたり、気持ちや情報を共有することで悩みが軽くなったりしてもらえれば、それだけでも今回の勉強会は大成功だと思います。
最後に講師の阿部さんから、地域日本語教室に求められていることや、日本語教育参照枠について、役に立つ本をご紹介いただき、終了となりました。今後もこのような勉強会を定期的に開く予定です。
最後にお忙しいところ、遠い秋田からいらっしゃって、時間を作ってくださった阿部さん、本当にありがとうございました。そしてまたよろしくお願いします。
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