地域の声を無視し、合意形成もせず、練馬区は統廃合を決定しました。
地域の将来ビジョンや避難拠点がどうなるか不透明なままです。
8月21日(木)の文教児童青少年委員会で教育委員会から区立学校適正配置第二次実施計画(案)が出され、さらに豊渓中学校統廃合関連の3つの陳情の質疑が行われました。
8月28日には陳情の審査が行われ、残念ながら陳情はすべて否決されてしまいました。次は本会議で議決を取ることになります。
いずれにしても統廃合は決定し、次の段階(準備会等)に進むことになりました。
考える会や地域からは、地域の声を聞いてほしい、検討する場を設けてほしいと要望していましたが、それには応えていただけませんでした。
文科省の『公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引き』には「保護者、地域住民と共通理解を図りながら、学校統合の適否について考える必要があります」「行政が一方的に進めるものではない」などと記載されています。
国の方針にも反し、地域の声を無視し、統廃合を強行した教育委員会や練馬区の姿勢に問題はないでしょうか?
考える会ではこのような決め方、結論に対して、来年春の区長選挙に向けて活動していきたいと思います。
***************
第99号(考える会の陳情)
【保護者や地域との合意形成なしに豊渓中学校の統廃合を決定しないことについて】
自民党や公明党、練馬会議が反対したため、否決されました
❌反対(5名):自民党、公明党、練馬会議
⭕️賛成(4名):共産党、立憲、インクル、生活者ネット
***************
「練馬区立の学校適正配置計画についての公開質問状」とその回答
合意形成、過小規模校、改築に課題、子どもの声、声どもたちへの影響、防災、地域の衰退、小中一貫校、自転車通学、コミュニティ・スクール、検討委員会のメンバー…
練馬区の議員さんに、豊渓中学校の統廃合について聞いてみました。
豊渓中学校の統廃合計画に関する皆さまの考えやご意見を把握し、今後の議論や活動に役立てることを目的として、匿名アンケートを実施しました。
「合意形成していない状態で統廃合を決定させない」
豊渓中学校統廃合を考える会は、統廃合を進めるための準備会ではなく、「統廃合の決定ではなく、合意形成のための検討会の設置」を練馬区教育委員会に求めています。