BBCF2カグラ シリシュからの連携

BBCF Ver.2.0準拠最終更新 2021/6/26

シリシュガード後の攻防

シリシュは接近手段として優秀なため対戦でも触れる機会の多い技です。ここでは立ち回りでシリシュをガードさせた、またはさせられてからどういった読み合いが発生するのかを見ていきます。なお併記のフレームについてはシリシュを相手が"通常ガード"したうえで該当する構え技に"最速で"派生した場合の攻撃側から見た硬直差です。本来のガード硬直差は通常ガードを+-0Fとした場合全てガード側でギリギリガード(直前ガード)+3F、バリアガード-1F、ギリギリバリアガード(バリ直)+2F

▲相手の防御方法をよく観察しよう。直ガやバリ直を巧みに使い分けていればその相手は手慣れている可能性が高い

主要な択

1.シリシュ>ヒュドラ/-10F

おそらく最もメジャーな連携 。上中段スーパーアーマー付きのヒュドラで相手が下段技以外で暴れていてもFCが取れる択。 仮にヒュドラがガードされても前後のステップでお茶濁しができるのが利点。ヒュドラをガードされた場合後ろステップは-6F、前ステップは-3Fの不利。よって相手キャラによっては反撃が確定する。前ステの方が硬直が短いが攻め継続できるレベルではない。スサノオのみ何故かヒュドラを投げられないので株価が急上昇する。シリシュ直ガ後に最速で投げ反撃を狙う相手に対しては遅らせヒュドラが機能する、がやはり下段反撃には滅法弱い

「対策」

ヒュドラの発生は遅く9F以下の下段か投げを置いておけばシリシュを直ガしなくても潰せる。シリシュ直ガ後投げは【シリシュ>ワイバーン】にも勝てるが【シリシュ>様子見】されると投げスカりになる。シリシュ直ガ後7F以下の下段を置けば【シリシュ>様子見】にも刺さり、直ガ後6F以下の下段なら【シリシュ>ワイバーン】もまとめて潰せるため強い。他の択としてはヒュドラに昇龍(キャラによる)やカウンターアサルトを合わせるとカグラ側が相殺キャンセル2Aなどを仕込んでいない限り前後ステップを入れ込んでいても反撃が確定する、カグラ側不利の相殺が起こるためアクセントとして混ぜるのも面白い。反撃よりも拒否を選ぶのであればシリシュ直ガ後にジャンプバリガ 逃げがローリスクである


2.シリシュ>ワイバーン/-4F

これもメジャーな連携。発生の早いワイバーンで相手の安易な暴れを潰す。4Fという隙間は無敵技以外では原則割れないのでシリシュを直ガもせずにヒュドラ一点読みの2BやB+C連打で暴れてくる相手はこれで分からせよう。シリシュを直ガされると硬直差が-7Fになるため7F打撃には相打ちし通常投げには負ける(打撃と投げの優先順位)。また仮に直ガされてもシビアな硬直差であることに変わりはないので相手の反撃が遅れれば事故らせされる可能性はある。あくまで暴れてくる相手を潰す択なので当然ながらおとなしくガードを固める相手には隙をさらすだけになる。ワイバーンまでガードされた場合のフォロー候補は各種5D構え技か構えキャン。シリシュ直ガ後に最速で投げ反撃を狙う相手に対しては遅らせワイバーンが機能する、が打撃による反撃には弱い

「対策」

基本的な対策は【シリシュ>ヒュドラ】と同じく発生の早い技か投げを置くことだがヒュドラ択よりも隙間が少なく直ガ無しの暴れは無敵技でない限り負ける。多くのキャラはシリシュ直ガ後5Aなどでも潰せるがヒュドラ択だと逆にFCをもらうので上段技による暴れは分が悪い。6F以下の下段技持ちはシリシュ直ガ後に置けば【シリシュ>ヒュドラ】【シリシュ>様子見】もまとめて潰せるので特に効果が高い。【シリシュ>ワイバーン】までをガードし切るとカグラ側にはRCを除くと各種5D構え技か構えキャンしか選択肢が残らないのでそこを狩るのも一考。またワイバーンは縦方向の攻撃判定が薄いため一部の低姿勢持ちキャラはもぐることができる(タオカカのほふく前進など)。低姿勢から発生の早い下段技に移行できるキャラも疑似的にヒュドラ択との両対応のような形になる。反撃よりも拒否を選ぶのであればシリシュ直ガ後にジャンプバリガ 逃げがローリスクである


3.シリシュ>ドラク/+2F

上記二つの「対策の対策」に当たる連携。シリシュ直ガ後打撃にはスロウカウンターが、直ガ後投げをこする相手にはスロウリジェクトミスが付くので直ガからの反撃を多用してくる相手には通ることがある。ちなみにシリシュ直ガ後手を出してこない相手に対しては紫投げになり、シリシュ直ガ後飛びに対してはスカる。相手が直ガをしてこなければ成立せず無敵技にも負けるので万能ではない。便宜上の硬直差は+2Fだが実際は直ガされないと投げ間合いが狭くそもそも掴めない


4.シリシュ>ダハーカ/-17F(可変)

相手の昇龍やカウンターアサルトを読んだ択。シリシュガード後に「どんな択も全部無敵技で回避してやるぜディバイダー!」みたいな感じでこすってくる昇龍や上記の択をローリスクにCAで凌ごうとするところをダハーカの体無敵で回避して潰す。発生が遅いためヒュドラ以上に下段や投げには弱いもののその分読み勝った際のリターンは大きく、何よりも相殺が発生しない点がヒュドラとは明確に異なる。相手の昇龍を回避>6B(CH確定)>即ODでバー対、などはヒュドラにはできない芸当

「対策」

発生の遅い体無敵突進なのでヒュドラと共通する弱点が多い。脚属性であれば上段であっても避けられず、また発生の遅さから投げや飛びにも弱い


5.シリシュ>様子見/-7F

シリシュガード後に手を出してこない相手に対してローリスクな行動。不利Fが小さいので仮に反撃を許したとしてもそこまで重たくはなりにくい。硬直差を分かっている相手ほど反撃を狙ってくるポイントであるためゲージがあるならわざとシリシュ止めを数回見せて相手の反撃を誘っておき、シリシュ二段目RC5Bなどで暴れ潰しをするというフェイントもありか。ちなみにシリシュガード後に無計画に通常投げをこすってくる相手にはシリシュ>ノーキャン5Cですら余裕でCHするので相手側が通常投げのリスクを理解していない場合は有効なお仕置きとなる

「対策」

7F以下の技ならシリシュ通常ガード後でも反確を取れる程度の硬直がある…が、シリシュ終了モーションの姿勢が絶妙に低いため打点には注意。あまりヒュドラやワイバーン択に対して通常投げ暴れを見せ過ぎるとそれを見越した様子見>5Cなどが飛んでくる事もある。またカグラ側にゲージがある場合反撃を釣る前提でシリシュ一段目RCや二段目RCが飛んでくる可能性もあるため状況によって反撃をとどまるのもひとつである

その他の択

6.シリシュ>ラハブ/-8F

発生はヒュドラ択とワイバーン択の中間ぐらい。他の択を読んだ相手が飛んだ際にバリガを張っていなかったり前ジャンプから反撃を狙っていた場合は機能するかもしれない


7.シリシュ>アジュダハ/-24F(可変)

裏回り択。基本アジュダハを前提としていない相手のあらゆる暴れにも負けるので択としては非常に脆い。シリシュガード後に固まる相手には機能するか…?

簡易技名称&コマンド一覧

A縛・・・4タメ6A

B縛・・・4タメ6B

Bファフ・・・2タメ8B

Cファフ・・・2タメ8C

カドモス・・・8タメ2C

ニーズヘッグ・・・構え中28D

リンドブルム・・・4タメ1236+C


ヒュドラ・・・5DA 上中段スーパーアーマー付きタックル

ドラク・・・・5DB コマ投げ

ラハブ・・・・5DC 頭無敵対空兼位置入れ替え


ヴリトラ・・・2DA 中段叩き付け

シリシュ・・・2DB 下段サーフィン

ナーガ・・・・2DC 上下段コンビネーション


ダハーカ・・・6DA 体無敵突進

アジュダハ・・6DB 裏回り

ワイバーン・・6DC 弾無敵突進


バハムートゲイル・・・相手は死ぬ。

© 2015 ARC SYSTEM WORKS