いつもご協力いただきありがとうございます。また支援員の皆様には、情報提供を頂いており、大変助かります。
理屈通りに動かない事もありますが、たいてい設定間違いだったり、接続が甘かったりなどの原因があります。
事例を共有しながら、対応策を探っていきたいと思っています。これからも気になる点などどんどんお寄せください。よろしくお願いいたします。
【掲示板】実際に、学校で支援を行っているときにあったことと、その対応
(特記)2021年に導入されたChromebookとmBotの相性について
⇒あまりよくないのか、いくつかの困ったことが共有されています。
現時点での、事例と解決方法を示しますので、ご確認ください。
また困りごとや、解決方法について、随時共有をお願いいたします。
(事例)
【対策1】
①まずは基本的な操作を確認してください。
1)mBot本体の電源が
『ON』になっているか?
2)きちんとUSBポートに
接続してあるか?
3)プログラムに
間違いがないか?
【対策2】※上記対策をしても、アップロードできない時
②たくさんアップロードしており、容量オーバーしていることが考えられる
mBot本体を『ファームウエア』にて『工場出荷時』の状態に更新し、mBot内にたまっているデータをすべて消す。
①mBotと接続
※接続方法はアップデートと
一緒
②設定
③ファームウェアを更新する
④アップデート
【対策3】※上記対策1・2をしてもアップロードできない時
③そもそも、「接続できない」
1)mBot本体を『OFF』にし、パソコンとmBotから、USBケーブルを外す。まず、ケーブルをPCにつなぎ、次にmBotにつなぐ。それから、mBot本体の電源を『ON』にし、再度『接続』をしてみる。
2)1)でもできない場合は、mblok自体を再起動する。(もしプログラムを組んでいたら、そのデータはデスクトップに保存しておくことが可能)
3)それでもつながらない場合は、mBot本体を別の機体に交換してみる(機体同士の相性もあるみたいです)
※今までのところ1)~2)まででつながっており、mBotの故障があったことはありませんでした。
(事例)
これは究極、学校の先生で事前に対応必要
Chromebookは頻繁に更新がかかります。更新が授業中に始まると時間がかかります。また、Chromebookの更新後、mBlock/mLink(mBotを使うソフト)のデバイス一覧にmBotが表示されない現象が起きました。
⇒そのときは、授業中で、自動が一斉にデバイスにmBotを追加しようとしており、容量オーバーになったのか、画面が真っ白で何も表示されなくなりました。それゆえ、授業が一時中断となったところがありました。
【対策1】 mBotを使う授業の前にChromebookが更新された時は、事前にmBlock/mLink(mBotを使うソフト)を立ち上げ、デバイスにmBotを追加しておく事をおすすめします。その際更新後はChromebookの充電も忘れずに。
⇒支援前に、早めについたら、Chromebookを立ち上げ、デバイス一覧に「mBot」が表示されるか、確認してみてください。
★事前に下記の手順にて、デバイスを入力しておくと安心です★
児童が気をつけていても、ふとした瞬間に落下して壊れたりします。そんなときは「大丈夫、しごとセンターで修理できるから」と明るく対応ください。
・落下したときに壊れる箇所は『車軸』が大半です。ケースの中にある、ドライバーと車軸の予備を使えば、どなたでもすぐ修理できます。支援員さんでもできますので、トライしてみてください(その間、ほかの機体を使ってもらってください。授業中に直ると、故障させてしまった子が笑顔になります^^)
(お願い)修理をした場合は、部品を注文します。付箋や紙の端っこなどに『mBotの箱にあるNO(番号)』と何の修理をしたのかを記入し、その箱の中に入れておいていただくと助かります。※mBotが戻ったら、すべて箱を開けて中を確認しています。
・車軸ではなく、例えば目の部分(センサー)や電池パックの線が切れた場合などは、部品の交換になります。これはしごとセンターに戻していただく方が確実です。付箋などに『mBotの箱にあるNO(番号)』とどこが壊れたのか、わかる範囲で記入し、その箱の中に入れてください。
しごとセンターから、小学校へ貸し出す前に「フル充電」をしています。
電池は、「1時間でフル充電になり、1時間動く」と言われています。
ただし、電池ですので、自然放電しており、少しずつ減ります。また、光ったり音を出すと、電池の減りが速いです。よって、授業等でmBotが配られたら、まずはPCとつないで「充電」しながら、先生の話を聞くように、支援員にてフォローをお願いします。授業の合間も、次のプログラムを考える間、mBotを充電しておくようにしてください。
※走らせる場合、30の速度で前に走る、などのブロックがあります。これは「電池の30%の力で走る」という意味になるそうです。電池がフルに近いときは、30~50のパワーで走らせるのがよいです。電池が減って、動きが遅くなってきたら、70~100などのパワーで走らせるようお知らせください。
mBotの車輪は、つながっておらず、各々モーターがついています。よって、回転にずれが生じやすいです。また床のちょっとした傾きや、摩擦の程度などでもタイヤの滑りが変わります。
よって、実際に走らせながらその機体の特徴をつかみ、プログラミングの仕方を考えてみてください。
【例題】
左のタイヤを〇%の速さ、右のタイヤを〇%の速さで動かす ←タイヤの回転の強度
〇秒待つ ←走る距離
動きを止める
上記のコードを上手く使うと真っすぐ走ります。
機体の特徴により、走りが違うので、調整してみてください。
※2024年9月2日に更新しました