◆長門市教委から学校へのご連絡内容をここでも紹介いたします。
令和2年度から小学校において学習指導要領の全面実施に伴い、プログラミング教育が必修化さ れました。
今年度も、長門市内全小学校にプログラミングロボット(mBot)を貸し出すととも に、プログラミング教育支援員の派遣を行い、児童・教員への支援を行いながら、プログラミング 教育の充実を図ります。
各校のプログラミング教育年間指導計画のもと、プログラミングロボット(mBot)を 活用した学習の他、各教科等におけるアンプラグドプログラミング(コンピュータを使わ ないで行う学習)、ビジュアルプログラミング(コンピュータ等を活用する学習)も学年 の実態に応じて進めていただきますようお願いします。
長門市教育委員会
ロボット(mBot・mBot2)を授業で使用する際の、授業への取り入れ方等、どんな事ができるのか?についてたくさんの質問をいただきます。
以下情報をまとめました。
【mBot・mBot2について】を参考にしてください。ロボット(mBot・mBot2)は学習支援ツールの1つです。
目 次
〇これまで提出いただいている各校のプログラミング教育に関する全体計画・年間指導計画 です。
取組の参考にしてください。(令和5年度のデータです)
【推奨学年】3年生以上
1年生・2年生でもmBotを動かせない事はないです。
ブロックの漢字が読めなかったり、小数点、不等号などまだ習っていないものも出てくる為、3年生以上からがおすすめです。
mBot2は機能が増えました。
どんな事ができるのか?は下記からご参照ください。
日置小学校の桑原 佑樹先生にご協力のもと、実際に行っていた学習を手掛かりとして『mBotをつかった学習指導案』を作成いただきました。
取り組みの参考にしてください。
【mBot】自動で草刈りや収穫をするロボットをつくろう。
◎ねらい 「日置スイカ」を収穫するためのプログラムを考えることを通して、プログラミング的 思考を育むとともに、プログラミングのよさを感じることができる。
◎準備物 一人一台端末(クロームブック),mBot,電子黒板,mBot用のコース
◎流れ 【授業プランは2時間】
1 課題を確認する。
2 課題を解決するプログ ラムを考える。
3 考えたプログラムと動 きを発表する。
4 学習のふり返り
1 単元名 日置スイカを育てよう ※指導計画 (全18時間)
2単元の目標 日置地域で行われている「日置スイカ」づくりについて調べる活動を通して、地域に対 する思いを深めるとともに、課題を見つけて解決の方法を考える中で、将来にわたって地 域に貢献しようとする意欲をもつことができる。
〔第1次〕 特産品の「日置スイカ」について知ろう
①日置地区の特産品について話し合う ・・・・・1時間
②日置スイカについて知ろう・・・・・2時間
③日置スイカを栽培しよう・・・・・5時間
④選果場を見学しよう ・・・・・2時間
〔第2次〕 スイカづくりの課題について考えよう
①課題について整理し、どんなことができるか考えよう ・・・1時間
②プログラミングをしてみよう・・・・・2時間
③mBot を動かそう・・・・・2時間(本時)※
〔第3次〕 日置スイカの魅力を伝えよう
①学習したことをまとめよう ・・・・・2時間
②発表しよう ・・・・・1時間
※Googleドキュメントはダウンロードして使用ください。
公開されている、実践事例を集めました(R7.8月現在)
(外部サイトにリンクします)
◎山口県長門市立深川小学校(各学年におけるプログラミング教育の取組み)
◎私たちの生活を豊かにする未来の宅配便
(情報提供者:糸島市立一貴山小学校, ヤマトホールディングス株式会社)
◎自動車に搭載された技術と私たちの生活を便利にするプログラム
(情報提供者:まんのう町立仲南小学校、本田技研工業株式会社 )
◎山口県教育委員会では、小学校プログラミング教育を推進するために「山口県小学校プログラミング教育ポータル」サイトを開設しています。このポータルサイトでは、県内の様々な取組の紹介及び全国の情報等を掲載されています。
◎常総学院高等学校 の物理の時間の様子(※高校生がmBotと思いますが、これが好評なようです)