本年度、新しく導入しました。『mBot2』支援員の皆様に、情報提供を頂きながら情報を更新していきます。
事例を共有しながら、対応策を探っていきたいと思っています。これからも気になる点などどんどんお寄せください。よろしくお願いいたします。
【掲示板】実際に、学校で支援を行っているときにあったことと、その対応、質問等
mBot2のエンコーダーモーターによる、直進の際のブレは2%程度(例:100cm直進して、最大左右2cm 程度のズレがあります)。回転の際には、回転する速度により、5度程度の誤差が出る可能性があります。また、出力(車輪)軸がプラスチック製であったmBotと比較すると、mBot2の出力軸は金属製に変更され たため、構造上ブレにくくなっています。
mBot2に搭載されているクアッドRGBセンサーは、感熱紙の黒も検知可能。従来のmBotでは、2つの赤 外線センサー(ライントレースセンサー)がそれぞれ白黒を判別することにより、ライントレースを実現していた ため、感熱紙のようなあまり濃くない黒色(灰色)だと白黒の判別が正しくできず、ライントレースができない場 合があります。 しかし、mBot2のクアッドRGBセンサーは、色の識別と光の強さが測定できる(明暗による色の影響を補正す る機能付き)カラーセンサーを4点搭載しており、複数の色の認識が正しくできるようになっています。また、ク アッドRGBセンサーのブロックの中に、「偏差」を使ったブロックがあり、これを使ったライントレースも可能で す。色の変化量を用いて、左右のそれぞれのタイヤの回転パワーを細かく制御できるので、より正確なライン トレースの実現が可能です 。
CyberOSの使い方について
Schematicに関しては、英語にはなりますがご確認ください 。
mBot2のライントレースセンサーを使用する時、ブロックが無い事例が発生しました。その対処方法。