モデリングツールキットの中から、特に使用頻度が高い4つの操作について説明します。
選択したコンポーネント同士をエッジで接続する機能です。
頂点同士を Connectした場合は両者を結ぶようにエッジが入り、エッジ同士を接続した場合はエッジの中点を結ぶエッジが入ります。
主にフェースに対して使う機能です。面を押し出すことができます。へこませることもできます。
押し出さずにスケールをかける操作を特にインセットと呼びます。
選択したエッジを指定した本数に増やすツールです。
角を丸く面取りしたりするのに使います。
フェースに穴が開いているときに向かい合うエッジを選択してブリッジ機能を使うことで穴を塞ぐことが出来ます。
分割数を自動的に増やしてモデルの滑らかさを増やすためのツールです。
ただし、エッジの中点同士を結ぶようにエッジを増やすため、隣り合うフェースの大きさが違いすぎると、歪んでしまう可能性があります。
スムーズツールをかける際、パキッと残したいエッジも丸まってしまいます。
これを避けるため、折り目ツールを使っておくと設定したエッジの角度が維持されます。
エッジがぐるっとループしている場合、そのうちの一つをダブルクリックでループに所属しているエッジすべてをひとまとめに選択できます。
並行に並んでいるエッジがあるとき、エッジを一本選択してから、Shiftキーを押しながら隣のエッジをダブルクリックすると
ひとまとめに選択することが出来ます。
コンポーネントの選択中に Shift + > キーで 選択範囲が一回り大きくなります。これをグロー選択と言います。
逆に Shift + < キーで選択範囲が一回り小さくなります。これをシュリンク選択といいます。
コンポーネントの選択中に Ctrl + 右クリック長押し(Macの場合は Command+右長押し)でコンポーネントを変換できます。
例えばフェースを選択中に エッジ>エッジの外周 で 選択範囲のフチにあたるエッジを選択できます。
使いこなせると狙ったコンポーネントを素早く選択するのに便利です。