第311回 三崎談話会
第311回「三崎談話会」の開催が決まりましたのでご連絡いたします。
今回は国外より演者をお招きし、対面のみでの開催を予定しております。
参加をご希望の方は、下記のGoogleフォームよりご回答下さい。皆様のご参加をお待ちしております。
日時:2026年11月20日(金) 16:00〜17:00(*時間は目安です)
場所:東京大学三崎臨海実験所 教育棟講義室
参加申込:https://forms.gle/53AfjN9ZzUgPWaCT8【回答締切:11/16 (水) 17:00】
「ナガシンクイムシ科の複合共生系で探る菌細胞形成機構」
室 智大(Max Planck Institute for Chemical Ecology/日本学術振興会海外特別研究員)
昆虫においては、母親から子へと伝達され、宿主昆虫の栄養獲得や天敵からの防御にしばしば必須の役割を果たす微生物との共生関係が様々な系統に見られる。このような共生微生物は、共生器官と総称される特殊化した組織や構造に保持される場合が多い。多様な共生器官が知られる中でも、共生微生物を細胞内部に保持する菌細胞、またその集合である菌細胞塊は、宿主と共生微生物の発生学的なシステムの統合が著しい形態である。菌細胞は様々な昆虫目から知られ、その発生基盤の多様性や普遍性に興味が持たれるが、発生メカニズムに関する分子レベルの知見は極めて限定的である。私たちは現在、ナガシンクイムシ科の甲虫の一種 Dinoderus porcellus を主なモデルとして、胚発生における菌細胞(塊)の形成メカニズムの解明に取り組んでいる。本種は二種の共生細菌を別々の菌細胞に保持する複合共生系を示し、比較的近縁なこれらの共生細菌を個別に制御するメカニズムの理解をも同時に目指している。本発表では主に、胚発生を通じたFISH法による菌細胞形成過程の観察結果と遺伝的解析の予備的結果を共有し、今後の展開を議論したい。
お問合せ:
三崎臨海実験所 修士課程 三井 健世(世話人:kensei-mitsui2002)
三崎臨海実験所 教授 三浦 徹(miu)
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お手数ですが、三井には「@g.ecc.u-tokyo.ac.jp」、三浦には「@mmbs.s.u-tokyo.ac.jp」をつけて送信してください。