「主体的・対話的で深い学び」とは、どのようなことなのでしょうか?
「主体的・対話的で深い学び」を実現する授業づくりを心掛けていますか?
ところで、「主体的・対話的で深い学びの実現」が目的化されていませんか?あるいは、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」が目的化されていませんか?最終的な目的は、あくまでも「児童の資質・能力の育成」です。三神も、『何が変わるの?教科等の要点が簡潔にわかる!新学習指導要領ここがポイント』(小学館)の記述で、はっとさせられた記憶があります。
「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」は、それぞれが授業改善の視点です。これら3つの視点は、子どもの学びの過程としては一体として実現されるものであり、また、それぞれ相互に影響し合うものでもあります。「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を図り、「主体的・対話的で深い学び」を実現し、児童の「資質・能力」を育成していくことが大切です。
【「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて】
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「主体的・対話的で深い学び」の押さえについては、次の答申を基にまとめています。
・中央教育審議会、2016、『幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)』、
また、「知識の構造化 Ver.1.0」については、次の書籍を参考にまとめています。
・田村学、2018、『深い学び』、東洋館出版社
さらに、「知識の構造化 Ver.2.0」については、次の2つの書籍を参考にまとめています。
・田村学、2021、『学習評価』、東洋館出版社
・田村学、2022、『「学習指導要領がめざす」子を育む!「ゴール→導入→展開」で考える「単元づくり・授業づくり」』、小学館
なお、「知識の構造化」についてよく理解するためには、実際にこれらの書籍を読んだり、教育講演会などで田村先生のお話を聴いたりすることをお勧めします。特に、直接お話が聴ける場合には、具体的な事例を示していただけるため、明確なイメージがもてます。
【「主体的・対話的で深い学び」の授業改善に向けて】
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※直接、次の2つウェブサイトを閲覧すると、より理解が深まると思います。ぜひ、ご覧いただければと思います。
・独立行政法人教職員支援機構ホームページ
top>情報提供>アクティブ・ラーニングに関する情報>アクティブ・ラーニング研修プログラムモデル
>アクティブ・ラーニング授業実践事例>ピクトグラム一覧
https://www.nits.go.jp/jisedai/achievement/jirei/pictogram.html
・文部科学省 国立教育政策研究所、2020、『主体的・対話的で深い学びを実現する授業改善の視点について』
https://www.nier.go.jp/05_kenkyu_seika/pdf_seika/r02/r020603-01.pdf
【「個別最適な学び」と「協働的な学び」】
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「個別最適な学び」と「協働的な学び」については、次の中教審答申や参考資料を基にまとめています。
(1)中央教育審議会、2021、『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申)』、
https://www.mext.go.jp/content/20210126-mxt_syoto02-000012321_2-4.pdf
(2)文部科学省初等中等教育局教育課程課、2021、『学習指導要領の趣旨の実現に向けた個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に関する参考資料』、
https://www.mext.go.jp/content/210330-mxt_kyoiku01-000013731_09.pdf
「自立的な学び」に向けて~個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を通して~
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以上の「「自立的な学び」に向けて~個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を通して~」は、次の参考文献を基にまとめています。
(1)奈須正裕、2021、『個別最適な学びと協働的な学び』、東洋館出版社
(2)奈須正裕、2022、『個別最適な学びの足場を組む。』、教育開発研究所
(3)奈須正裕・伏木久始、2023、『「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を目指して』、北大路書房
なお、「個別最適な学び」や「協働的な学び」、その実践事例などについてよく理解するためには、実際にこれらの書籍を読んだり、教育講演会などでお話を聴いたりすることをお勧めします。特に、直接お話が聴ける場合には、具体的な事例を示していただけるため、明確なイメージがもてます。