通勤は、毎日同じルートを駅まで歩き、同じ電車に乗り、駅から仕事場へ向かうなど単調になりやすい。
そういう場面では、不安やイライラを招く自動思考に陥りやすいので注意が必要だ。
駅まで歩きながら、電車に揺られながら、早足で職場に向かいながら、昨日の仕事のことを振り返ったり、今日の仕事の段取りに思いを巡らせるのは自然だ。
よいアイデアも閃くかも知れない。
しかし、例えば先週の失敗を繰り返し思い出してイライラしたり、今週難航しそうな仕事や家庭のトラブルなどに思い悩んでしまっては、朝から気分が滅入ってしまう。
そのような時は、通勤中の瞑想をするといい。家から駅、駅から職場に向かう間には「歩く瞑想」を行う。
あれこれ考えてしまうのを一時やめて、一歩一歩歩く際の呼吸の感覚、足の裏の感覚、手のひらにあたる風など、身体の感覚に意識を向ける。
電車の中では、吊り革や手すりにつかまった手の感覚やシートに腰掛けた時の、臀部や背中の感覚にも意識を向ける。
再びすぐに、不安やイライラを招く自動思考が始まるが、それに気づき、歩く時や電車内での身体の感覚に意識を戻す。
そうすることで、一時的に思い悩むのをやめてリフレッシュすることができる。
たとえ不安やイライラを招く思考ではなく、楽しい思いつきであっても、歩きながら、電車に揺られながら、ずっと夢中になって考え続けていては、やはり疲れてしまうことにも留意が必要だと思う。
一方、そもそも不安やイライラを招く思考をし続けてしまっていることに気付けなければ、通勤中の瞑想で一日の始まりの気分を軌道修正することもできない。
それに気づけるようになるためには、まずは呼吸瞑想などが活用される。呼吸瞑想や、その他の瞑想についてはこのサイトのトップページもご参照願いたい。
たまには通勤ルートを変えたり、カフェや本屋に立ち寄るのも、気分転換になっていいかも知れない。
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