ハミガキは毎朝、毎晩繰り返す決まりきった単調な動作になりがちだ。
そういった場面では、脳が退屈して不安やイライラを招く思考を始めがちなので注意が必要だ。
ハミガキをしていると、気づかないうちに頭が自動的に昨日のトラブルや緊張した出来事の振り返り、今日の難しい仕事の段取りを始めてしまうことも多い。
意図的に一度きりの反省や予行演習をするのは意味があるが、いわばどうでもいいことを無意識に繰り返し繰り返し反芻してしまい、それに全く気づかず時間が過ぎ去ってしまうことにもなりかねない。
そのような時は、ハミガキの瞑想をするのがいい。
あれこれ考えてしまう思考を一時的にやめて、歯ブラシを持つ手の感覚、歯茎の感覚、ハミガキペーストの匂いあるいは洗面台の前に立っている両足の足の裏の感覚、足の指先の感覚などに意識を向けてみる。
足の指を少し動かしてみて、それを感じてみるのもいい。
すぐに、再び頭が昨日のトラブルや今日の難航しそうな仕事の段取りを始めようとするが、それに気づき、歯ブラシを持つ手など身体の感覚に意識を戻すようにする。そうすることで、頭があれこれ考えるのを一時停止させて、少しの間でも休ませてリフレッシュすることができるのである。
とりわけ朝の時間帯は、実感として自動的に比較的強い不安やイライラを伴う思考に陥りやすいので、それをあらかじめ知っておく必要がある。それを知ってさえいれば、あれこれ考え始めて憂鬱になってしまっても「あ、朝だから自動的に不安なことを考えてしまいがちだな、あれこれ考えるのを一旦やめて、10回呼吸を数えてみよう」という軌道修正もできるようになるのである。
いずれにしても、無意識に自動的にイライラ思考を始めてしまっている時にそれに気づくこと、そして、そこから抜け出すことがポイントとなる。
そのためには、呼吸瞑想などが活用される。
呼吸瞑想の例、その他すぐできる簡単な瞑想については、このサイトのトップページも参照願いたい。
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