STATAにおいては . (ピリオド)は無限大を意味することに注意が必要。
!=はつまりノットイコールを意味する。
度数分布表を出すときにtabではなく、freを使うと、値とラベルの双方が見れて便利。freを使うためには、ssc install freを実行する必要がある。
なお、freではカテゴリ数が多くなりすぎると一部カテゴリが省略されてしまう。そういった時は以下のようにコードを書けば全てのカテゴリを確認できる。
fre variable, all
このコマンドを使うことで、任意のグループごとの分析ができる。たとえば性別ごとにロジスティック回帰分析を行いたい場合は以下のようなコードになる。
bysort sex: logit ...
回帰分析で質的な独立変数を用いる場合、基準カテゴリを何にするかは大きな問題となる。「i.」をその変数の前につけることで自動的に一番小さな値が基準カテゴリになる。「ib#.」(#は数値に対応)をその変数の前につけることで#で指定した値が基準カテゴリとなる。たとえば「edu」という学歴に関する変数を独立変数とする場合は以下のようになる(石黒編 2014)。
i.edu もしくは ib#.edu
石黒格,2014,『改訂 Stataによる社会調査データの分析:入門から応用まで』北大路書房.