とある事情により、日本の学校制度(特に旧制から新制への移り変わり)について理解しておく必要があり、かつ今後の自分にも関わりそうなので、記録を残しておく。文部科学省による『学制百年史』(https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1317739.htm)には以下の記述がある。
昭和二十二年四月から学校教育法を施行し、新制の学校は、まず二十二年に小学校および中学校が、二十三年に高等学校が、そして二十四年(一部の私学は二十三年)に大学が発足した。
つまり、1947年に学校教育法が施行され、新制学校は1947年に小学校および中学校が、1948年に高校が、1949年に大学が発足したということである。学校制度が旧制から新制へと変化したのは1947~1949年である。これ以前に学校教育を受けた人は旧制の学校に通っていたということになる。
コーホートの交代によりだいぶ少なくなってきたとはいえ、学歴変数の作成時、特に親学歴の作成時には親が旧制学校に通っていた可能性について考慮しておく必要があるだろう。そして、その入れ替わりのタイミングは1947年~1949年ということになる。