住職挨拶・自己紹介
背景 高源院境内の「百日紅(サルスベリ)」(2022年7月30日 撮影)
背景 高源院境内の「百日紅(サルスベリ)」(2022年7月30日 撮影)
住職挨拶
「和顔愛語(わげんあいご)」
最近、しみじみと感じることがあります。それは「人と接するときには穏やかな表情と温かい言葉を心がけていれば、相手は勿論のこと、自分自身も穏やかでいられる」ということです。
表題の「和顔愛語」は、まさに「穏やかな心持ちで温和な表情と温かい言葉遣いで過ごす」ことを意味する禅語です。
曹洞宗の禅僧は「坐禅」を通じて、姿勢を正し、心を調えます。まさに坐禅によって、仏様の如く穏やかな人間になれるのです。そして、穏やかな気持ちで毎日を過ごすとき、「生きていてよかった」と生きる喜びや幸せを感じるのです。
振り返れば、令和7年は2つの寺院の住職と社会福祉法人の理事長を勤めるプレッシャーから、常に息を抜くことなく全力で過ごしてきたような気がします。しかし、全力疾走するだけが能ではありません。少しは肩の力を抜いて、自分の心の中を調えることを意識しながら、穏やかな心持ちで過ごすことに力を注いでみたい―そんな思いが生じ、令和8年は「和顔愛語」をテーマに過ごさせていただくことにしました。
まだまだ未熟な住職ですが、本年もよろしくお願い申し上げます。 合掌
「普度会」にて導師をつとめる住職
(令和7年5月25日 於 松山寺)