ABOUT

　その後、東京のプレファブ企業（東証一部）に転職し、此処で技術統括を行いながら企業管理を学び、地元の企業集団に戻ってからは、建築から離れ統括管理副会長を拝命しましたが、当時より大量消費される石油の節減に関わりたいという思いを強く持っていましたので、2011年にその企業集団から退任し、省エネを主軸にした 株式会社 KOU design & management を福井に設立し、地元の港の「漁火」を守り、且つ膨大な軽油燃料を消費する漁船用集魚灯の完全LED化を目指す事業に着手しました。

　その為に開発した（第一世代）多灯式LED集魚灯は、何度もの観光釣船に依る海上試験で、試作品でしたがメタルハライドランプ（高輝度水銀灯）同等の成績（漁獲）を収め、船主からの集魚灯用燃料が１/５以下になったとの驚嘆だけでなく、静かで光が熱くなく虫も来ないと高評価を頂きましたので、第二世代主魚灯ではこの特性を踏襲しながら、耐塩害性と発光効率を大きく向上させた空冷式単一基板高輝度ＣＯＢ小型軽量ＬＥＤ集魚灯に進化させました。

　この機種は弊社第一世代と同型の他社大型LED集魚灯に比較して、小型化と球形セードにより風圧を大幅に低減させる特徴を持ち、更にそのLED発光素子本体に海中でのイカを頂点とした食物連鎖（動物プランクトン → 小魚 → イカ）を構築させるよう各魚体の可視波長帯をバランスよく配合しましたので、第一世代よりもかなり高効率な性能を持たせる事ができたと自負しております。

　今回新発売の第三世代ＬＥＤ集魚灯は、更なる高効率を目指し発光ＣＯＢはイカの可視青色光に完全シンクロさせて開発し、その餌となるプランクトンや小魚の可視波長帯の黄橙波長帯も豊富に含ませてありますので、大中漁船のみならず小規模イカ釣観光船でも少ない灯数でご使用頂けるものと考えており、この件に関して特許を取得しております。

　また2019年から小児達のインフルエンザ防止を目的としてナトリウムを殆ど含まない次亜塩素酸水の販売を開始しましたが、弊社では最近の新型疫病防止にもアルコールではなく、これを来客時の前後等、適意超音波加湿器により室内空気の乾燥防止を兼ねて噴霧し、又手指消毒に使用する事で最近の空気媒体感染の伝染性病気には一定の効果が有るものと期待しています。

　更に既存の空調設備の冷媒管内抵抗を驚異的に低減する事で稼働電流の２０％以上（実地試験最大４０％以上）を削減する空調電力削減装置の販売も行っております。これはケースに依り適用の仕方や費用も変わって参りますので、ご興味のある方はCONTACTからご連絡下さい。