今年は新歓イベントとして、東京国立博物館見学&切子体験を行いました。17日と25日に分かれて開催しました。東京国立博物館では、本館をメインに鑑賞しました。入口やロビーに設置されていたはにわのパネルやぬいぐるみは、部員たちに大人気でした。上野でお昼ご飯を食べた後は、浅草に向かい江戸切子の体験をしました。好きな形のグラスを選び、自分好みの柄を下書きしました。基本のやり方を教えてもらった後は本番です。力加減が難しく、下書き通りに行かないこともしばしばでした。機械の数に限りがあるため交代交代で進め、個性豊かな作品たちが出来上がりました。体験後は浅草巡りとなり、食べ歩きをしたり浅草寺にお参りをしたりしました。新入生同士や先輩後輩との仲を深められたイベントでした。
今年度は9/2〜9/5にかけて、夏合宿を行いました。場所は、毎年お世話になっている栃木県益子市の合宿所です。益子市は益子焼が有名で、陶芸工房が沢山あります。中でも毎年お世話になっている合宿所は、24時間ろくろが使えたり、古民家をお借りしてみんなで寝泊まりできたりするほか、人懐っこい猫ちゃんたちがいて部員はメロメロです。そんなお馴染みの場所ですが、まだ作陶に慣れていない部員を指導したり、学年関係なく一緒にご飯を作ったりと、有意義な時間となりました。陶芸以外にも、星を撮ったり花火をリレーしたり、トランプしたりバーベキューしたりと、朝から晩まで充実した時間を過ごしました。隣のろくろに座ったことがきっかけで話が弾んだり、はたまた大作を作ろうと一人で黙々と集中したりと、今年も一夏の素敵な思い出が作れました。
今年は、4年ぶりとなる陶芸倶楽部三田会総会が開催されました。場所は、例年通り三田キャンパスの山食で行いました。コロナ禍を越え、久しぶりに陶芸倶楽部三田会会員の皆様と現役生が集まる機会となりました。今回の三田会総会は、陶芸倶楽部創立50周年記念でした。2021年入会の部員が50期生となります。50周年を記念して、1期の皆様の代表者の方のお話並びに陶芸倶楽部三田会会長のお話を賜りました。1期の方のお話は、事情により現役生が代読いたしました。お話を通して、陶芸倶楽部の歴史を振り返ることができました。歓談の時間では、おいしい食事と共に話に花が咲きました。世代を越えて交流することができ、陶芸をキーワードに繋がる慶應義塾大学陶芸倶楽部の絆を実感しました。会場では過去の部誌や写真の展示も行なっており、懐かしむ声があがっていました。
三田会総会開催にあたりご尽力いただいた皆様、ご参加くださった皆様に、心より御礼申し上げます。
次回開催は令和7年度となります。ぜひお越しください。
今回の総会の集合写真は、Googleフォトの共有アルバムにアップロードしております。
共有アルバムについての詳細は、2023/8/18にOBOG担当より送信のご案内メール内pdfをご覧ください。
ご不明な点がございましたら、keiotougei[at]gmail.comまでご連絡ください。
私たちは11/23~11/26にかけて三田祭にて例年通り陶器市を開催しました。毎年陶芸倶楽部では部員が創作したものや過去のOBOGが制作したものを販売しており、今年もお皿やカップ、急須や怪しい壺まで個性豊かな器が集まりました。今年は新たに100円均一エリアと展示のみのエリアも作ることで売り上げの向上を図りました。100円均一エリアでは形がいまいちなものや小さい箸置きなどの小物を設置し、展示のみのエリアでは部員が持って帰る予定の作品を展示させてもらい、おかげさまでほとんど全ての器が売れる盛況っぷりでした。三田祭の期間中は毎日部員たちが交代で店番をし、中々部室に来られない部員とも交流できた貴重な機会でもあったと思います。
多くの人が参加した夏合宿とは打って変わり、参加人数は8名かつ男子のみと少人数による陶芸合宿となりました。
益子は3月とはいえ非常に寒く、備え付けのこたつやストーブを使用しなければ寒すぎて動けないほどでした。そのため陶芸をせずに、皆でストーブを囲んでぬくぬくと温まりながら、談笑する時間も多かったです。それでも、物理的に距離を縮めることができたことで、皆の心の距離も縮めることができたと感じます。
特に、本合宿が最後になる四年生と合宿初参加の一年生の仲を深めることにつながったことは、合宿を運営した身として、非常に喜ばしいことでした。
陶芸に関しては、それぞれが伸び伸びと作陶に専念することができ、2泊3日という短い時間でありながら、1人平均10個以上制作することができました。冬合宿の環境は、土が冷えて固く練りにくかったり、乾燥により手荒れしやすかったため、作陶には厳しい状況でしたが、不思議と人の距離を近くさせる環境があるという点は、夏合宿にはない冬合宿の大きな魅力であると感じました。