Pimax 8Kを使っていく上で、注意事項とか便利情報をTwitterやFourmで拾っては忘れ、拾っては忘れを繰り返していたので備忘録を残すことにしました。Pimax 5Kでも使えるものもあると思うので、ここ見た方が幸せになれれば幸いです。
2020/4/14時点での管理ツールPitoolの最新は、Version: v1.0.1.255がリリースされています
特定のゲーム用のスペシャルエディションもあるようです。
rF2など一部のゲームでは相変わらず以下の設定が必要になりますので注意です。
表示がダブってゲームにならない(rF2など)、なんか反射表現(Beat Saberなど)がおかしい時の症状は大体これで直ります。
設置タブ→ゲーム→平行射影対応(英語表示だとCompatible with parallel projections)のスイッチをON
右下の適応ボタンを押す→保存ボタンを押す
SteamVRを再起動(これ忘れがちです)
対象のゲームをプレイ
1-1.PiToolにある設定
PiToolはPimaxの公式サイトにあるPiToolのページ。または、Fourmから取得できます。
なお、BaseStationが無い人は気が付いていると思いますが、LightHouceトラッキングのスイッチを外すと出てくる、視野の水平調整の為の、隠しボタンがあります。
斜めってる~って時にポチっとすることで、水平調整してくれます。
1-3.SteamVRの設定ファイルによる制限
フォーラムでSweViverが
Dont touch the default.vrsettings.
Only edit the “steamvr.vrsettings” file.
The correct locations are:
C:\Program Files (x86)\Steam\config\steamvr.vrsettings
or
C:\Users[Username]\AppData\Local\openvr\steamvr.vrsettings
The other locations are wrong.
とコメントしていました。
上図の"maxRecommendedResolution" : 4096, が設定行となっていて、このままだと、1や2で値を変えても大きく変化しないようです。
4096で上限値に到達してしまってPimax 8Kのスペックを生かしきれないのだ思います。これについては、PimaxのFourmで取り上げられています。
そこで、"maxRecommendedResolution" : 40960, のように大きな数字にして、SteamVRを再起動して試してみると、1や2の値を変えると如実に変化するようになりました。
つまり、Pimaxを使っていて、画質を上げていこうとする際には、この値変更対応が必須なようです。
2.うちのPimax8Kくんは以下の対応をしています。
3.Pimaxの水平線問題解決策
手に入れたPimax8KやPimax5Kの画面に水平線が見えて、没入感台無し ~って事象が報告されています。
これは、個体別に発生したりしなかったりする事ですが、残念ながら私の手元に届いた個体では発生しました。
これについては、PimaxのFourmでも挙がっており、このフォーラムでPimaxの中の人に連絡する事で、
事が可能で、私は後者で対応しました。@Doman.Chen あてに、水平線問題発生しているのでツールください!と書き込んだら、PMで連絡先(ツールの送付先)など連絡してくれ~と返ってきて、ほぼ即日対応してもらえました。
完全に消えたのか?というと微妙ですが、注意しなければ気が付かないレベルにできましたし、今後も微調整はできるからいいやと。
ツールは水平線問題だけでなく、他にもいじれるようなので、入手しておいて悪くないかなと思いますが、勝手にいじって壊れたら怖いかなって気もします。
4.IPD調整方法
PimaxはIPD(目の距離)調整をハードウェアとソフトウェアの両方でできるようになっていますが、両方出来るということが、逆に、調整方法を難しくしている気がします。
これであってるのかなぁ?っと。
そこで、PimaxのFourmを見ていると良い方法がありました。
Pimax8Kだと、液晶の作り上、縦線を見ると上下部分でゆがむけれど、上記設定をしておくと、左右均等にゆがみがでるようになって見やすくなっているはず。
上記設定をやっていたら、白いドットがあちこちでチカチカしているのに気が付いた・・・
これケーブルノイズ問題になっていたやつかな‥ということで、サポートチケット切ってみた。
3日ほど反応無かったので、お~~いとメールしたらケーブル送る!っと返信があり、2日後に新しいケーブルが到着。
換装したら、あっさりとチカチカ直りました、はい。
5.その他小ネタ
6.併用すると便利なもの
fpsVR : VR内でFPSやGPUの使用率などの情報をお手軽に確認できるツールです。
Borderless Gaming:画面サイズや解像度、リフレッシュレートなどお構いなしに、マルチスクリーンを実現してくれるツールです。
☆当方の環境は、左上にLookingGlass、真ん中にAOC 27G1(144Hz)、右に三菱のRDT233WX-Z(60Hz)を配置して、これで3画面表示してレース走ってたりします。(Pimax使わないでぼへ~っとしたい時とか)右のRDT233WX-Zは23インチと真ん中の27インチと画面サイズも違うので、解像度を1600*900に変更して表示サイズを同等にして上辺でそろえています。