この調査にご協力いただく上で、対象者の皆様がお感じになる疑問について、Q & Aの形でお答えいたします。必要に応じてご覧ください。
大阪公立大学(旧大阪市立大学)文学研究科社会学教室教授 川野英二が研究代表となり、東京大学のほか関西の主要な大学の研究者からなるプロジェクトを組織し、大阪府および近隣自治体の住民のかたを対象に、「大阪都市圏住民の地域と暮らしに関する調査」を企画しています。
本プロジェクトの研究代表は、これまで多数の研究者とともに大阪都市圏で数多くの社会調査を実施しており、研究成果として以下のような著作を刊行しています。
http://www.nakanishiya.co.jp/book/b603509.html
こうした研究にもとづき、本研究プロジェクトは、文部科学省所管の独立行政法人である日本学術振興会の科学研究費による助成(基盤B 研究課題番号 20H01578 )を受けています。
調査実施にあたっては、株式会社サーベイリサーチセンターに委託しております。株式会社サーベイリサーチセンター( https://www.surece.co.jp/ )は、一般財団法人日本情報経済社会推進協会からプライバシーマークを受けた、1975年に創設された歴史ある調査会社のひとつです。調査についてご不明の点がありましたら、株式会社サーベイリサーチセンターにお問い合わせください。
調査実施委託機関:株式会社サーベイリサーチセンター大阪事務所
〒 530-6011 大阪府大阪市北区天満橋1ー8−30
お問い合わせTEL:0120-115-303(平日9時〜17時)通話料無料
Email: l21626d [at] omu.ac.jp([at]を@に変えてください)
学術研究目的での選挙人名簿の閲覧を申請し、各自治体の選挙管理委員会から許可を得て、大阪都市圏(大阪府と近隣自治体)にお住まいのかたからくじ引きのような方法(無作為抽出法)で対象者のかたを選び出し、調査をお願いしています。
学術的な統計調査では、このように無作為に選んだ対象者のかたに回答していただくことでより精度の高いデータが得られるとされています。この調査にご協力いただくかどうかはもちろん任意ですが、より多くの対象者のかたにお答えいただけるほど統計的により精確なデータが得られますので、ご協力いただけますと幸いです。
現在の日本社会では、少子高齢化や雇用の不安定化とともに、働き方やライフスタイルが大きく変化しています。また、価値観も多様化し、さまざまな考えかたや意見があります。またこのような価値観や意識は、ご家族や時代の状況によって大きく変化していると考えられます。
本調査では、そのなかで大阪都市圏在住者のかたの、ご家庭、学校経験、お仕事、生活状況、価値観、政治に関するお考えなどの傾向を明らかにしようとしています。
とくに本研究のように大阪都市圏に焦点を当てた大規模な調査プロジェクトは数少ないため、大阪公立大学を始め、関西を拠点にする研究者がより身近な関西圏のみなさまの生活状況や意識を詳細に研究することで、今後のこの地域の政策などを考える上で貴重な資料を提供することができると考えています。
また本調査は、同一個人のかたに複数回にわたって調査をおこなう「パネル調査」として設計しています。パネル調査をおこなうことによって、コロナ禍のような変化の激しい時期や景気悪化の影響、また対象者のかたの生活や心理的な状況の変化などをとらえて、さまざまな社会状況の変化が個人の生活や意識に与える影響などを、社会科学の手法をもちいて、より詳細に分析することができます。
なお、継続調査では、アンケートのほかにインタビュー調査のご協力をお願いする場合もございます。
本研究プロジェクトの趣旨をご理解いただき、今後の継続調査にもぜひご協力いただけますようお願いいたします(もちろん、今回のみのご協力でも幸いです)。
回答者の皆様のプライバシーを守ることが、最も重要なことだと認識しております。したがいまして、次の3つの方法でプライバシーの保護に万全を尽くします。
・あなた様のお名前・ご住所などの個人情報は、調査業務委託先である株式会社サーベイリサーチセンターが厳重に管理いたします。株式会社サーベイリサーチセンターは、一般財団法人日本情報経済社会推進協会の審査を受け、適正なプライバシー保護を行っている機関の証となる「プライバシーマーク」を認定されている信頼できる機関です。
・あなた様のお名前・ご住所を除いた、個人情報の含まれないオンラインの調査への回答情報がデータとして分析されます。研究者の側で、あなた様のお名前、ご住所の情報を保有することはございません。分析は、平均値や割合などの集計レベルで行いますので、回答から個人の特定は不可能です。
・株式会社サーベイリサーチセンターが管理するあなた様のお名前・ご住所などの個人情報は、謝礼の送付と、今後の継続調査に関する目的以外で用いることは決してございません。
また、本研究プロジェクト代表は、一般社団法人社会調査協会( https://jasr.or.jp/)認定の専門社会調査士資格を有しており、大学で社会調査士および専門社会調査士育成の科目を長年担当しております。毎年全国の大学で実施している社会調査教育科目の認定委員も務めています。本調査も社会調査協会の倫理規程にもとづき実施しています。
WEB以外の方法で回答をご希望される場合は、郵送での回答も承りますので、問い合わせ先にご連絡ください。折り返し、アンケート用紙を送付させていただきます。