留学方法
このページは留学の具体的な方式（語学留学・ワーキングホリデー・大学留学・インターンシップ）について解説するページです。
さっそくチェックしてみましょう！！
語学留学
語学留学とはその名の通り、滞在の中で、語学スクールに通うことを目的とした、
「語学」の習得がメインの留学方法です。
語学留学の特徴
語学学校によっては一週間から通えるものもあり、三か月間、一年間など
●語学上達が目的
●学生ビザ（期間が短ければ観光ビザで行くことも〇）
●語学学校によっては、一週間単位で申し込みをすることができる（柔軟な留学プランが）
●勉強する語学クラスの種類が豊富（スピーキングに特化したクラス、ビジネス英語IELTS対策など）
●初級から上級まで自分にあった✖レベルで留学できる
●学生ビザ（学生として留学するため、就労は✖）
短期留学・長期留学については、こちらのページに掲載してありますので、こちらもチェックしてみてくださいね！こちらから
【語学留学を高校時代に経験したK-commuメンバーのMさんの経験談】
「語学学校では、ひたすら英語を勉強(文法、会話、プレゼンなど)するので、成果がわかりやすく出ると思います。
私が通っていたスクールは1クラス最大10人だったので気兼ねなく質問したり、クラスメイトと意見交換をすることができました。またクラスもレベルごとに分かれていました。
「英語を勉強したい」という共通目的をみんなが持っていること×少人数×多国籍という学ぶ環境は刺激がたくさんあり、自分の中にも貴重な体験になったと思います。」
Ｍさんのちょこっとアドバイス
「これは私が行ったタイミングや校舎の問題かもしれないですが、3月など多くの生徒が卒業する期間に入校すると、学年末試験や卒業目前で終わりムード満載でした。
もし行く場合は行くタイミングやプラン、校舎のスケジュールなどもよく確認してみるといいと思います！」
大学留学
大学留学とは、その名の通り「大学」で学ぶことを目的とした留学方法です！
語学留学とは異なり、「語学」を学ぶのではなく、語学「で」学びます。
【大学留学を経験した先輩のインタビュー記事↓】
大学留学（私費留学）
第２回「イギリスに大学留学！Sさん」←Click here!
第３回「イギリスに大学留学！Kさん」←Click here!
大学留学（交換留学）
第４回「イギリスに大学留学！Yさん」←Click here!
①大学留学と交換留学の違い
大学留学については、大きく二つの種類があり、
・大学留学
・交換留学
があります。
交換留学は、大学側と提携している大学に留学することで、現地で得た単位を大学の単位として互換することができます。つまり、現地の大学に長く滞在しても、単位互換が可能なため、休学をする必要がないという利点があります。
対して大学留学では、大学が提携していない大学に留学し、アカデミックな内容について勉強します。こちらは自分で学びたい学問を学べる大学を選択できますが、単位互換制度は提携校ではないためありません。そのため、もし長期で大学留学を考えている方は、海外に行く期間だけ、学生室に休学届を提出する必要があります。
②大学留学の特徴
●学位を取得できる
●移民、海外に住みたい方に大変有利（学位を取得することができるため）
●英語を学ぶのではなく、英語でアカデミックな内容を学ぶ
●大学ごとに、入学前に必要な英語力が設定されていることが多く、アメリカではTOEFL、カナダ、イギリス、などではIELTSの取得をする必要がある。（大学によっては2つを採用している場所も）
●交換留学の場合は大学との単位互換が可能
単位互換で休学なし！交換留学プログラムについて
交換留学については、今後具体的なコーナーを設けて、ページを開設いたしますが、県立大学のホームページにて、県大と提携している大学や大学のプログラムを閲覧することができます。興味のある方は、こちらから
③必要な資格
大学留学は「英語を学ぶ」というよりは、「英語を使って、アカデミックな内容を学ぶ」ことが一般的です。そのため、語学力はある程度身に着けておく必要があります。
通う大学によって、それぞれTOEFLやIELTSなど、学問的な英語能力試験を基準に入学許可を行っている大学があるため、大学留学を考えている方は、あらかじめ目標スコアを取得しておく必要があります。
TOEFL...主にアメリカ・オーストラリア
IELTS...主に、イギリス・アイルランド・カナダで採用されています。
ですが、大学によってどちらを採用しているかは異なります。どちらでもOKな大学もありますので、行きたい大学のホームページを参考にして、どちらが必要かを確認しておきましょう。
ワーキングホリデー
ワーキングホリデーは、主に就労を目的とした留学方法です。語学やアカデミックな内容を「学ぶ」というよりは、「働く」ことを目的とします。
ワーキングホリデーの特徴
●最長１年間。使える回数は１度だけで、31歳を過ぎるとワーホリビザは自動的に失効する。
●ワーホリビザ
●ワーキングホリデーができる国は限られている
●ホテルやレストランなど、様々な業種を体験することができる。（語学力による）
●語学学校に通う期間に制限のある国がある。例えばオーストラリアは4か月間、ニュージーランドとカナダがMAX６か月間まで語学学校に通える。（あくまでもワーホリビザであるために、スクールに通える期間には制限がある）
～オーストラリアにインターン経験がある県大の先輩とのインタビューの記事～
第１回「イギリス＆オーストラリアに語学＆ワーホリ留学！Kさん」←Click here!
ワーキングホリデーができる国
・オーストラリア
・カナダ
・イギリス
・ニュージーランド
・ドイツ
などなど...現在、日本は22か国とワーホリ協定を結んでいます！
＊アメリカはワーホリの制度がありません。
ワーホリはできるが、イギリスのようにワーホリビザの取得が抽選式になることがあります。ワーホリビザが必ずしも取得できるとは限らないのも事実です。国の移民政策や留学生の受け入れ状況などをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
例えば、カナダやオーストラリアなど、移民の受け入れを積極的に行っているため、ビザの取得はスムーズに行えると思います。
インターンシップ
インターンとは、海外で実際に就労を経験できる留学方法です。
ワーホリと同様に、「働く」ことを目的としたビザです。
●インターンの前にビジネススクールに通う場合は、IELTS、TOEFLなどの目安が設定されている。（入学条件で取得しておかなくてもOKな場合も）
●海外でレジュメ（履歴書）を作成し応募（LinkedInなどを利用して仕事を探す）
オーストラリアにインターン経験がある県大の先輩とのインタビューの記事はこちら↓
第５回「オーストラリアに語学＆インターン留学！Nさん」←Click here!
「働く」という観点では、ワーホリとインターンは似ているようにみえますが、決定的に異なるのはビザの種類です。
・ワーホリ →ワーホリビザ
・インターン →就労ビザ
インターンは海外での就労経験を積みたい・実績が欲しいという学生に向いているといえます。
対してワーホリは、お金を稼ぎつつ語学学校に通って語学力を上げたいという方にとても向いています（必ず通う必要はありません）。インターンになると求められるスキルや知識が少し上がります。
カナダで最近流行しているCo-opとは？？
インターンの一つのプログラムとして最近注目されているのは、Co-opというプログラムです。インターンは就労ビザを申請する必要がありますが、Co-opは就学許可(Study Permit)と就労許可(Work Permit)がどちらも含まれているCo-opビザを取得する必要があります。Co-opはインターンに「勉強する期間」がプラスされるプログラムだと考えていただくとわかりやすいと思います。
Co-opプログラムをさらに詳しく
Co-opでは語学学校ではなく、カレッジやビジネススクールと呼ばれる、いわゆる専門学校でビジネスについて学びます。業種によってはオフィスワークを経験できたりビジネスクールで学んだ専門的な知識を生かすため、" Study, Work, Live"が一度に実現できる留学がCo-opプログラムです！
特徴
●カレッジで学ぶ期間と、就労の期間は基本一緒（3か月スクールに通う場合、就労が許される期間は3か月）
例）
スクール3か月＋就労３か月〇
スクール3か月＋就労2か月〇
スクール2か月＋就労3か月✖
●プログラム修了後、修士（Diploma, Post Graduate, Certificate）が発行される。
これらの修士は、日本での就職にも有利になる
●スクールに通い、勉強している期間（現地でインターンとして働く前）でも、Co-opビザの場合は就労（アルバイト）が可能
●Co-op制度を持っているのはカナダのみ
Co-op利用で行える職種は？
・企画、セールス、マーケティングなどのオフィスワーク
・レストラン・カフェなどの接客業
基本的にはスクールで行った業種の職種を選択することができます。
学校によっては貿易事務、英語教授法、看護系など、様々なジャンルのコースを提供しているスクールもあります。
基本的に、語学留学、大学留学では学生ビザで申請するため、労働は認められていません。Co-opは、スクールに通いながらバイトをすることもできるので、バイトも勉強もやりたい！という方には、ぴったりのプログラムです。
最後に
どうでしたか？４つの留学方法の留学方法について、詳しく知っていただけたでしょうか？
ワクチン接種が少しずつ開始されていますが、「留学できるかわからない...」という方はこのような概要だけでも理解しておくと、いざプランを立てるときに役に立つかと思います、
次回は大学で提携している交換留学と大学留学について徹底解説します！
ご拝読、ありがとうございました！
次回の更新をお楽しみに！