第4回 中国(杭州)に2度留学!(大学短期留学プロジェクト&語学留学)Yさん

  第4回は、中国の杭州に2度留学に行かれた先輩、Yさんのお話です!


概要

● はじめに留学の概要(国・滞在期間・出発時期・滞在方法)を教えてください。

 中国の杭州に行きました。

 最初の留学は、大学1年の春休み中に(2018年3月)県大の留学プログラムの1つである短期語学研修【中国 語学研修-浙江大学】に参加しました。期間は3週間です。

2度目は、大学2年次(2019年2月中旬~2020年2月)に私費留学で1度目と同じ浙江大学に 1年間留学しに行きました。短期留学中にもう一度、次は長期で留学したいと思ったのですが、県大に長期中学留学の提携校がなく、私費留学になりました。


準備について

● その国に行こうと思ったきっかけを教えてください。

 元々中国に興味があり、将来中国と関わるような仕事がしたいと思っていました。日本で生まれ育ちましたが、両親が中国人だということもあり、なんとなく中国を身近に感じていたのも中国に興味を持つきっかけだったと思います。

 大学で中国語を学び始めましたが、授業の中心は読み書きで、"生きた"中国語を聞き話す機会がありませんでした。中国語を話せるようになりたいと思っていたところに、大学からメールで中国語学研修の案内が届き、これはチャンスだと思い中国に行くことを決めました。

● 留学エージェントは使いましたか??

 留学準備に必要な事を知るために、留学エージェントからパンフレットを請求し、留学費用の参考にはしましたが、浙江大学のホームページを確認したらエージェントを介さなくても自分で手続きを進められそうと思い、エージェントは使いませんでした

大学との手続きやビザ申請等を自分でしなければならなくなりますが、タイムマネジメントの出来る方はエージェントを介さなくてもできます。不安な人はエージェントを使ってもいいと思います。


実際の留学のあれこれ

● 全体の費用としてどのくらいかかりましたか?

⑴短期語学研修

・滞在費用:約20万円(授業料・宿泊費込み)

※詳細は、静岡県立大学HP→学生生活→国際交流→国際交流協定校等への短期語学研修生募集の情報をチェック!

                                (↑クリックするとサイトに飛びます)

⑵1年間私費留学

・寮代(水道/電気代等込み)&学費:約70万円

・ビザ申請:8000円

 国の雰囲気や治安はどうでしたか?

 杭州は比較的治安は良く、栄えていました。大学から少しバスに乗れば、デパートや高級街でした。あらゆるサービスが現金ではなく、携帯(アプリ/QRコード)で支払うため、携帯がなければ生活ができないといった感じでした。夏は湿気が多くかなり蒸し暑く...冬は雪は降らなかったがかなり冷え込み、静岡に比べると寒暖差が激しいと感じました。

● 実際の留学のあれこれ(後悔/苦労したこと)

 日本人学生が誰もいないし、外国人とどう友達になればいいかが分からず苦戦しました。授業が始まるまで知り合いがおらず、授業開始後ネットワークを作るために積極的なアクションを起こしたけど、自分の中国語が相手に通じず、友達作りにかなり苦戦したのを覚えています。「通じないのはしょうがない!」と切り替えて、めげずに話しかけたり、誘われたら顔を出すように心がけたりしました。積極的にアクションを起こしつつ、早く話せるようになりたくて、必死に勉強もしました。

● 留学に行って良かったこと

 一生懸命勉強したことで半年後には話せるようになり、日本にいたら知れなかった外国人の文化や友達ができたことがよかったと思います。「出会い」が何より楽しかったです!


アドバイス

● 留学したい後輩に向けて

 事前に情報収集することも大切だけど、現地にいる日本人や留学生から表には出ていない情報を入手することが大事だと思います。現地でいかに人間関係を築くかはかなり大事です!中国は全然情報を教えてくれないから、自分から積極的に情報を集める努力が必要だと思います。


 中国語は、少しでもは発音が違うと伝わらないから、時間があるなら読み書きではなく、話す・聞く時間を大切にした方がいいと思います。ネイティブの声を聞き、ネイティブっぽく話すことを日本にいる時から意識することをお勧めします。

● 最後に

 留学を通して、外国人は気楽に日々を過ごしているような気がしました。

 日本人は「やらなきゃ!」「責任感をもたなきゃ!」という人や、何かを築き上げなきゃという人が多いけど、現地に行くとそのギャップに気づかされました。

 何かをしたいと思ったら、そのための努力をすることが大事だといます。

 努力して得たことが後々自分の糧になると思うので、皆さん一緒に頑張っていきましょう!




お忙しい中、ありがとうございました!