ファイクレオネは、リパラオネ族とラネーメ族を祖とする人類が生活する世界であり、悠里世界のうち最も記述が盛んな世界です。悠里世界に存在するすべての人類はここ、ファイクレオネで生まれてウェールフープ(WP)による自然転移で他の世界へと広がったと考えられています。
ファイクレオネは太陽を一つ持つ惑星系に存在し、衛星としての月を1つ持ちます。南中から次の南中を1日としたとき、太陽年は365.00日、朔望月は29.669日です。
ファイクレオネ世界において記述が行われているのは、リパラオネ人とラネーメ人の住む地域に限定されています。
これは、リパラオネ人とラネーメ人がピリフィアー暦2100年頃までは残りの地域に到達していないためであり、この「ピリフィアー暦2100年頃までに知られている地域」を指して悠里ではウンデスタン(undestan)と呼びます。