ファイクレオネ

ファイクレオネは、リパラオネ族とラネーメ族を祖とする人類が生活する世界であり、悠里世界のうち最も記述が盛んな世界です。悠里世界に存在するすべての人類はここ、ファイクレオネで生まれてウェールフープ(WP)による自然転移で他の世界へと広がったと考えられています。

ファイクレオネは太陽を一つ持つ惑星系に存在し、衛星としての月を1つ持ちます。太陽年は365.00日、朔望月は29.669日です。

先史時代

旧石器時代に人類は世界各地に広がり、その中でクワイエ島付近に定住したリパラオネ族前75世紀頃にカーイハエ文明を築きました。カーイハエ文化は金属器の使用によって大陸東部の広範囲な領域に広がり、人類に農耕や牧畜、集落の形成や戦争といった概念を伝えることとなります。そして、ラネーメ湾に暮らしていたラネーメ族によってデヘーンハ文明築かれ、アレス王朝が興り古代と呼ばれる時代に入ることになります。