悠里世界
「悠里世界」とは、総合創作界隈「悠里」が創作対象とする世界群の総称で、ファイクレオネ、カラムディア、アレークウィの三つの世界から構成されます。
それぞれの世界は、異なる惑星系に属している別の惑星であることが知られており、一般に「現代」とされるピリフィアー暦2000年代においてはウェールフープ(WP)という特殊なエネルギーを用いた移動によってのみ繋がっています。
悠里世界
悠里世界のユニーク概念
悠里世界には、他の世界と一線を画する独自の概念が存在しています。
ウェールフープ(werlfurp, WP)
自然に存在するエネルギーの形態の一つです。熱や電磁波、化学エネルギーなどと同様に、相互に変換可能であることが知られていますが、「この世界(この文章を読んでいるあなたがいる世界)にいる我々が存在を確かめられない」ことから我々がウェールフープを行うことはできません。適切な道具などを用いれば誰でもウェールフープができますが、この道具なしに自分の身体のみによってウェールフープを行える人間をケートニアーと呼びます。
ケートニアー(kertni'ar)
ウェールフープを道具などを用いずに行える人間を指してケートニアーと呼びます。ケートニアーはウェールフープにより、傷の治りが早かったり若々しい容姿を保てたりといった恩恵を受けられますが、代償として健康面に様々なリスクを抱えており、平均寿命がネートニアーに比べて著しく低いというのが特徴です。
ケートニアーでない人間のことはネートニアー(nertni'ar)と呼ばれ、この「ケートニアーかネートニアーか」という項目のことをヴォルシ(volci)といいます。
位置関係について
これらの世界の位置関係については様々な予想がたてられていますが、はっきりとしたことはわかっていません。
「同じ宇宙にあって光が届かないほど遠くに存在する」説
この場合、これらの世界は光より速く遠ざかっていることになります。「同じ宇宙にあって互いに通信が不可能ではない距離にあるがまだ互いに観測できていない」説
この場合、十分に世界の距離が近ければWPによらない通常の光通信ができることになります。「別宇宙にある」説
この場合、WP以外の既知の物理法則に従ういかなる方法によっても通信はできないと考えられます。