大会シンポジウムA(市民公開)

「NLPポジション・チェンジの催眠応用」

日時:2018/11/24 16:15-17:45(90分) 201教室

参加定員:学会参加者+市民30名 最大計100名程度

  • 登壇者:岡本浩一(東洋英和女学院大学・社会技術研究所長)「NLPポジションチェンジ模擬面接」
  • 指定討論:大谷彰(Spectrum Behavioral Health サイコロジスト)「催眠の観点から」
  • 生理測定: 小林能成(東洋英和女学院大学人間科学部)
  • 司会:飯森洋史(飯森クリニック院長・本学会理事長)
  • 企画・運営:岡本浩一・小林能成・長谷川明弘(東洋英和女学院大学・社会技術研究所)

心理面接の実演を行い、生理的測定と動画撮影、音声記録をその場で行い、それをもとに、研究叢書を刊行。

※公開シンポジウムとして参加希望の場合は、申込・詳細は→リンク・チラシ

催眠治療のプロトコルのひとつに、「人格交替催眠」と総称される技術がある。催眠下で、誰か特定の人に強く感情移入させる技術である。催眠では通常難度の高い技術とされ、安全性の管理などに細かな注意の必要なことから、どちらかというと敬遠されている感のある技術となっている。

催眠と似てはいるが異なる技術群のひとつであるNeuro Linguistic Programmingの各学派には「ポジションチェンジ1」「ポジションチェンジ2」と共通名称で呼ばれるプロトコルがある。習熟度が中程度の人でも安全度高く使用できるように手続のプロトコルが組まれており、4段階の資格の最初であるプラクティショナーの試験項目となっている。そのプロトコルに人格交替催眠実施の場合にも参考になる点が多いと考えられるので、本シンポジウムではその要諦を実演的に案内したい。