第5号「公害における因果関係と受忍限度」(1976年)

アメリカにおける環境訴訟について ジェームス・B・マクドナルド ・・・1


特集 公害における因果関係と受忍限度

Ⅰ 総論 木宮 貴彦 ・・・13

Ⅱ 因果関係 浅野直人 ・・・26

Ⅲ 受忍限度 

 1 大気汚染 伊藤 高義 ・・・64

 2 水質汚濁 潮海 一雄 ・・・77

 3 騒音

  A 新幹線鉄道騒音 野村 好弘 ・・・92

  B 航空機騒音 竹内 保雄 ・・・102

  C 自動車騒音 竹内 保雄 ・・・107

  D 工場騒音 高崎 尚志 ・・・109

  E 建設工事騒音 宮田 量司 ・・・130

 4 行政規制と受忍限度 木村 実 ・・・139

 5 受忍限度に関する調停・仲裁事例 藤田 耕二 ・・・149


環境訴訟における受忍限度の構造 野村 好弘 ・・・157

公害における因果関係と賠償範囲 加藤 了 ・・・187

開発と環境の哲学(第2回)―脱工業化社会のニューモデル― 宇都宮 深志・・・203

環境保護のための差止(2・完)―アメリカの現状― サンフォード・E・ゲインズ(新美 育文訳) ・・・227

公害防止条例の拘束力についての問題 伊藤 高義 ・・・247

埋立地域にみる環境破壊と漁民闘争史(第3回・完)―千葉県浦安町― 若林 敬子 ・・・254


環境影響評価報告書の実例 野村 好弘編 ・・・285

環境影響評価報告制度と企業秘密の関係について 野村 好弘 ・・・320


判例カード(336)

人間環境問題研究会の組織(341)

編集後記(342)