学校情報
【所在地】
幼稚部:Hort Winterthurer, Winterthurerstrasse 51, 8006 Zürich
小学部:Schulhaus Riedtli, Riedtlistrasse 41, 8006 Zürich
【沿革】
2010年12月(チューリヒ日本語教室協会設立)
2011年8月より教室活動開始
2012年6月にチューリッヒ州教育庁よりHSK授業校として認定
※ HSK-Unterricht, HSK : Kurse in heimatlicher Sprache und Kultur :チューリッヒ州教育庁 ( Bildungsdirektion des Kantons Zürich ) が推奨する「継承語および継承文化授業
【概要】
現地校と両立のできる日本語学校を求める日本人有志が集まり、日本語教室を開く。2012年以降、教育庁の枠組みの中で運営を行っているため、公立校校舎の教室を無償で使用したり義務教育プログラムの一部として認められたり(現地校の成績表に継承語として2年生より記載)、教員が教育庁主催の研修に参加できるなどの恩恵を受けている。
【活動状況】
2023年8月現在、小中学部84名、幼稚部36名の生徒が在籍し、毎週水曜日の午後に活動を行っている。カリキュラムについては、現地校との日本語学習との両立が長期的な視野で可能になるような工夫をしている。(2022年現在)
【ウェブサイト】
カリキュラムについて
【カリキュラムの特徴】
幼稚園では、お買い物ごっこや手遊び歌、劇といった「遊び」、季節ごとの日本の行事の「経験」を通して学ぶことを大切にしている。スイス現地の幼稚園の境域方針を尊重し、幼稚部でもひらがなの読み書きは導入しないが、言葉集めや文字を見せて慣れさせるといったことは取り入れている。
小学部では、教師が担当クラスの状況を考慮しながら教材を選び、学年に応じた日本語能力の向上に努めている。低学年では、ひらがな・カタカタ・漢字の習得を始めとした「読み」「書き」の基本に加え、座学だけにならないよう授業の中で「話す」「聞く」活動を積極的に取り入れている。中学年、高学年では現地校での学習やスイス生活との関わりを取り入れるようにしている。また、中学校になると進路やそれぞれの環境の変化に合わせたクラス運営、教材の選択を行っている。
【カリキュラムと教材例】
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