日本災害食学会2024年度学術大会
ランチョンセミナー プレイベント
本邦初 「リモート実食訓練」
事前に食べることは大切な備え
開催趣旨
大災害では道路が寸断し物流が停止するため、災害前からローリングストックなどの方法で
災害時の食を備えることは大切です。さらに災害発生後は電気、ガス、水道などが途絶することが多く、食品・食器の洗浄、調理、後片付けなどができなくなります。このため、事前に体験型学修しておくことは大切です。実食訓練では、準備から喫食、後片付けまで、参加者が災害時の生活を想定して体験します。食品だけでなく、ライフライン代替の備えやそのバランスなども事前に確認し、見直しに活かしましょう。
この度のリモート実食訓練は、日本災害食学会2024年度学術大会(8月25日)で行われる「災害食を食べるランチョンセミナー」のプレイベントとして開催します。このプレイベントの結果は、学術大会で報告するとともに、新しい防災の取り組みとして発信することも検討中です。ぜひ初のリモート実食訓練にご参加ください。
■日時 2024年7月6日(土曜)昼12:00~13:10
■方法 オンライン開催(各自の自宅や職場からZOOMでご参加ください)
■対象 日本災害食学会会員 ほか
■準備するもの 参加費は無料。昼食として各自がストックしている災害食を準備ください。
また、「停電、ガス供給停止、断水状態」と想定して実施いたします。
■ファシリテーター 別府 茂 (2024学術大会 実行委員)
■内容
1.12:00~12:10 趣旨説明(ZOOM)
訓練の条件設定(想定)
① 前日の夜に大規模地震が発生、電気・水道・ガスなどのライフライン、物流停止中
② 自宅は壁にひび割れなどの被害あるが、居住可能と思われる
③ 「被災翌日の昼食」を想定した食事を各自が準備し、1食を全部食べる
2.12:10~12:40 参加者は各自で、自宅や職場で食事を準備し、食事する
食事の終わった方から、各自の試食訓練の様子をリモートで共有する
3.12:40~13:00 解説 PPT「実食訓練 知っていますか」(ZOOM)
食べながらの参加でも大丈夫です
4.13:00~13:10 アンケート
主催:一般社団法人 日本災害食学会2024年度学術大会実行委員会
共催:新潟大学 地域連携フードサイエンスセンター
問い合わせ先:E-mail jikkou2024@telepac.jp