2013年度
テーマ「海棲哺乳類の繁殖〜育む命・育まれる命〜」
日時:12月21日(土) 9:00〜 /12月22日(日) 9:30~
会場:神戸市立須磨海浜水族園 本館3階 レクチャールーム
主催:勇魚会(海棲哺乳類の会)
共催:神戸市立須磨海浜水族園/ 京都大学野生動物研究センター 共同利用・共同研究拠点/「絶滅の危機に瀕する野生動物(大型哺乳類等)の保全に関する研究拠点」
【プログラム】
12月21日(土)
9:00-9:30 開場、受付
9:30-9:50 開会挨拶 中束 明佳(勇魚会会長 国際水産資源研究所)
【講演内容】
第一部:飼育下における繁殖について
【座長:吉田 弥生(京都大学)】
吉岡 基 氏(三重大学)
「飼育下鯨類の人工繁殖に関する研究動向」
楠田 哲士 氏(岐阜大学)
「排泄物を用いたホルモン測定による飼育下海獣類の繁殖生理モニタリング」
船坂 徳子 氏(太地町立くじらの博物館)
「内分泌学的手法を用いて飼育・野生鯨類の繁殖生理を調べる」
古田 正美 氏(鳥羽水族館)
「水族館における海生哺乳類の繁殖と取組 ―鳥羽水族館を中心に―」
第二部:野外における繁殖について
【座長:中束 明佳(国際水産資源研究所)】
小木 万布 氏 (御蔵島観光協会)
「ミナミハンドウの繁殖生態 ―長期間の個体識別調査から―」
福井 豊 氏 (北海道シープ・ブリーディング・サービス)
「クジラ胚の体外生産」
小林 万里 氏 (東京農業大学)
「野生下アザラシの繁殖生態 ―わかりたいこととわかっていること―」
第三部:モデル
【座長:山本 知里(長崎大学)】
北門 利英 氏 (東京海洋大学・IWC科学委員会議長)
「IWCで利用されている鯨類資源管理方式と動態モデルについて―再生産とその周辺―」
総合討論 (終了後集合写真撮影)
懇親会(於 須磨海浜水族園内)
12月22日(日)
9:00- 開場、受付
一般口頭発表
【座長:水口 大輔(京都大学)】
寺沢 文男ら(新江ノ島水族館)
「飼育下バンドウイルカにおける妊娠時の超音波検査」
友永 雅己ら(京都大学霊長類研究所)
「イルカから見た世界(Ver2.0):バンドウイルカ(Tursiops truncatus)のサイン理解における自己中心座標系の役割」
今野 晃嗣ら(京都大学野生動物研究センター)
「ハンドウイルカの性格の遺伝的背景を探る」
植草 康浩ら(鶴見大学)
「イロワケイルカの発声器官の構造に関する予察的研究」
【座長:亀山 紗穂(京都大学)】
村上 瑞季(早稲田大学 教育学部)
「ネズミイルカ科の進化:形態学からのアプローチ」
松尾 侑紀ら(京都大学 情報学研究科)
「飼育下におけるジュゴン(Dugong dugon)の発声行動と性ステロイドホルモン動態の関連性」
丸山 啓志ら(京都大学 理学研究科)
「スナメリの骨に触ってみよう ~ハンズオン標本を用いた海棲哺乳類についての教育普及活動実践報告~」
古田 圭介ら(神戸市立須磨海浜水族園)
「須磨海浜水族園における新しい取り組み~社会実験(須磨ドルフィンコーストプロジェクト)概要報告~」
総会
発表大賞、写真展大賞 表彰
閉会挨拶