機関誌「勇魚」
バックナンバー
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77号 2023年1月23日発行
◆フロントエッセイ
◆特集1 「フィールドの開拓者たち」
未熟者のフィールドワーク 堀本高炬
人と人とのつながりで産まれたフィールド 岩原由佳
臼尻定置網混獲調査でネズミイルカを飼う 松石隆
牛窓のスナメリを見守っています 小野塚昌博
ザトウクジラ・人生観が変わるほどの出会い 山越整
地元の小さな声が町全体を巻き込む渦に変わるまで 大迫綾美
フィールドを自分で開拓してこそ一人前のフィールドワーカー? 木村里子
中国湖北省半自然保護区 赤松友成
◆特集2 「海棲哺乳類の新たな脅威」
海の汚染と海洋生物への脅威~化学物質とプラスチック問題~ 野見山桂
日本から北極まで!海洋プラスチック問題~プラスチックのない,豊かな海をずっと~ 小川萌日香
イルカ・クジラの胃から出現する餌じゃないモノ 松田純佳
鯨類のモービリウイルスの最近の知見-発見から30年を超えて- 大石和恵
◆投稿
イルカ大好きがどうして魚の研究へ進んだのか?ー研究所,民間企業,大学へと職を経てー 中束明佳
マナティー好きがマナティー研究所を設立 菊池夢美
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
*76号 2022年9月17日発行
◆フロントエッセイ
◆特集1 「ひれあし類,野外(そと)から見るか,飼育(なか)からみるか」
飼育下鰭脚類の現状と今後 ~科学的知見の集積~ 芦刈治将
研究対象としての鰭脚類と鯨類の違い ~バイオロギング研究を通じて~ 岩田高志
ゼニガタアザラシとヒトが共に暮らす海のために 三谷曜子・神保美渚・櫻木雄太
キタオットセイの繁殖生理モニタリング 大槻真友子
トドはヒトのことばを聞き分けられるのか?~飼育下における研究と展示~ 佐々木雅大
漁業被害軽減のための水中音によるトド追い払いの試み 磯野岳臣
◆特集2 「コロナ渦での活動の変化と工夫」
コロナ渦にうまれた新たな工夫や取り組み!~沖縄北部:ホエールウォッチングや水族館等の例から~
小林希実
コロナ渦による羅臼町観光船への影響と変化について 大木絵里香
博士学生はグリーンランドの夢を見るか?~コロナ渦でのリモート(?)フィールドワーク~ 櫻木雄太
コロナ渦でのフィールドワーク 北海道編 古巻史穂
コロナ渦での南極海鯨類資源調査 勝俣太貴
コロナニマケズ,コロナニメゲズ~水産資源研究所の調査活動奮闘記~ 佐々木裕子・前田ひかり
コロナ渦で変化した教育・研究現場 北夕紀
CIVID-19とクジラと博物館 宮川尚子
コロナ渦での企画展「QooDZILLA!!クジラとイルカの世界」 一澤圭
ハマスイのキセキ 秋澤志名
◆投稿
西洋絵画におけるクジラ:中世~近世の北部ヨーロッパ地域におけるクジラ表象 梶西由記子
◆書籍紹介
新刊紹介「クジラのおなかに入ったら」 松田純佳
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
*75号 2022年4月発行
◆フロントエッセイ 笠松雅彦
◆特集1 「海獣飼育における環境エンリッチメント」
誰が為の環境エンリッチメント 伴和幸
旭川動物園「あざらし館」からのメッセージ 中田真一
札幌市円山動物園ホッキョクグマ館におけるホッキョクグマとアザラシのエンリッチメントの取組み
鳥居佳子・中田銀太・井本あゆみ・清水道晃
名古屋港水族館の鯨類の環境エンリッチメント 神田幸司
海きららイルカ課の取り組み
川久保晶博・佐藤暸一・森亮也・西垣大地。吉田実樹・佐藤優貴子・有田晴香・山野淳
インタラクティブプログラムはシワハイルカの自傷行動を軽減する? 比嘉克
セイウチの繁殖プログラムを通じた環境エンリッチメント 澤田達雄・笠松雅彦
◆特集2 「海獣類の洋上飼育」
太地町立くじらの博物館における海面利用形式による小型鯨類飼育について 稲森大樹
須磨ドルフィンコーストプロジェクトを振り返る 吉田圭介
うみたま体験パーク「つくみイルカ島」における洋上飼育の一例 澤修作
かごしま水族館のイルカ水路展示 柏木伸幸・大塚美加
オタリアの外洋プログラム実施のための再トレーニング 林菜穂子
オキナワマリンリサーチセンターにおける鯨類洋上飼育の取り組み 山本桂子
◆書籍紹介
海獣学者,クジラを解剖する。 海の哺乳類が教えてくれること 田島木綿子
生物の科学 遺伝 特集 「海棲哺乳類の行動学 フィールドワークの現場から」 三谷曜子
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
74号 2021年11月5日発行
◆フロントエッセイ 船坂徳子
◆特集1 「海牛類研究の最前線」
総論32年越しに起こりつつある「海牛おこし」 菊池夢美
フロリダマナティーのボート事故での死亡率 Athena Rycyk
アマゾンマナティーの野生復帰でわかったこと 菊池夢美
サイドスキャンソナーを使って見えないマナティーを見つけ出す Daniel Gonzalez-Socoloske
謎に包まれたアフリカマナティーの保全プロジェクトを開始 菊池夢美・Aristide Takoukam Kamula
海牛類の健康状態を体表上の珪藻(Bacillariophyta)を通して知る Roksana Majewska
潮間帯におけるジュゴンの摂餌音の自動検出 倭千晶
ジュゴンの痕跡を探す:ジュゴントレンチの調査手法の紹介 小澤宏之
"A good compromise leaves everybody mad?" 田中広太郎
タイ南部タリボン島におけるジュゴンの名称 阿部朱音
◆特集2 「2020年度 勇魚会オンラインシンポジウム」
2020年度勇魚会オンラインシンポジウムを終えて 勇魚会事務局
勇魚会シンポジウムは将来の予行練習 金山彩女
はじめての勇魚会を終えて 河野夏凛
背びれのないスナメリ vs やる気のあるメリーズ@伊勢湾 権並未来・村山夏紀
勇魚会オンラインシンポジウム参加報告 若松智希
ネズミイルカの同調呼吸時における個体間距離と社会関係 田外香緒里
伊豆諸島御蔵島に生息するミナミハンドウイルカの群れ 生態の解明を目指して
青木拓哉・渋谷未央・小木万里
勇魚会オンラインシンポジウムの参加に寄せて -国内のザトウクジラ海域間交流に関する研究紹介-
小林希実
飼育下カマイルカにおける血中テストステロン値,精巣横断面積,体温差および日長のとの相関性
鷲見みゆき・白形知佳
ゼニガタアザラシの視覚的物体認知に関する研究 -どのように社会に還元できるか- 小川萌日香
イルカの赤ちゃんは母乳の「味」を感じているのか? 研究計画発表の挑戦 勝島日向子
勇魚会での発表を終えて 石戸万葉
初めてのオンラインシンポジウムでの発表を終えて 細井綾香
◆書籍紹介
海棲哺乳類大全-彼らの体と生き方に迫る- 田島木綿子
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
73号 2020年12月25日発行
◆フロントエッセイ 西田伸
◆特集1 「クラウドファンディングで勇魚研究+」
学術系クラウドファンディングで研究者個人が活躍する社会を 紫藤亮介
想いをつなぐクラウドファンディングで,新たな挑戦を 鈴木千里
READYFORプロジェクト「九州沿岸で,漂着したイルカ・クジラの調査を続けたい!」
-クラウドファンディングで鯨標本を集める- 塩崎彬
クラウドファンディングによるUAS(Unmanned Aerial System)の導入事例
-ドローンを使って空からマッコウクジラを観察したい- 小林駿
みくらしま観光協会×CAMPFIRE【イルカ調査を続けたい】 小木万布
クラウドファンディングによるシャチ研究 三谷曜子
クラウドファンディングには手を出すな 斎藤和輝
◆特集2 「国際学会参加報告-WMMC'19-」
WMMC参加報告 荒木真帆
緊張と充実,でも不完全燃焼なWMMC参加報告 櫻木雄太
国際海生哺乳類学会 参加報告 古山歩・榎津晨子・小松夏海
私の国際学会備忘録~友達と行けば勇気100倍~ 松井菜月
◆書籍紹介
日本の鰭脚類 海に生きるアシカとアザラシ 服部薫
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
72号 2020年6月25日発行
◆フロントエッセイ 岩原由佳
◆特集1 「新種 ・クロツチクジラ」
クロツチクジラの発見 山田格
ストランディングネットワークが生んだ新種 松石隆
ツチクジラ属鯨類の遺伝研究を通じて 北村志乃
◆特集2 「勇魚シンポジウム2019-勇魚のうごきをひも解く研究-」
勇魚はうごいて眠る 関口雄祐
イルカの行動観察からわかってきたこと 酒井麻衣
トレーナーが見るイルカの行動 神田幸司
行動観察と認知実験からみるイルカの社会的知性 山本知里
心理的アプローチから見るイルカの体と心 陳香純
鰭脚類における潜水行動のエネルギー研究 鈴木一平
ドローンで見る有明海・三角西港にくらすスナメリの行動 森村成樹
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
*71号 2019年12月25日発行
◆フロントエッセイ 盛田祐加
◆特集1 ゼニガタアザラシの生態と保全
総論~ゼニガタアザラシと向き合ってかれこれ18年~ 小林万里
大黒島のゼニガタアザラシの雌雄成長段階による上陸場所による移動パターン 木村大地
北海道におけるゼニガタアザラシの進化的背景 水野米利子
ゼニガタアザラシの性成熟年齢の推定 那須さとみ
ゼニガタアザラシとゴマフアザラシの頭骨形状の違いは、何によってもたらされたのか? 新井優一
ゼニガタアザラシの寄生虫研究:現状と課題 片平浩孝
北海道におけるゼニガタアザラシの分布および個体数推移 小林由美
ゼニガタアザラシの食性と漁業の関係(行動圏や混獲状況を含む)(道東) 羽根田貴行
ゼニガタアザラシの食性と漁業との関係(襟裳) 増渕隆仁
ゼニガタアザラシの保護と管理 羽山伸一
「プロジェクトとっかり」の取り組み 藤井啓
ゼニガタアザラシ研究グループ 活動紹介 小平典歩
◆特集2 書籍紹介
みんなが知りたいシリーズ⑨クジラ・イルカの疑問50 中村玄
出動!イルカ・クジラ110番ー海岸線3066㎞から視えた寄鯨の科学ー 松石隆
イルカ・クジラ解剖学の世界を歩く最初の地図として 植草康浩
イルカ概論 日本近海産小型鯨類の生態と保全 粕谷俊雄
『クジラ博士のフィールド戦記』という卒業論文 山田裕子
投稿 ハナゴンドウの骨格標本を作ってみました 小笠原淳子
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
70号 2019年6月25日発行
◆フロントエッセイ 堀本 高矩
◆特集1「勇魚とヒトの今昔語り-海棲哺乳類の考古学と博物学-」
化石:文化と生物学に対する影響~クジラを一例として~ 一島 啓人
化石の概念が無かった時代、山奥でクジラ類化石が見つかったらどうしていたか 荻野 慎諧
クジラを研究して発信する博物館 田中 嘉寛
名古屋港水族館の進化の海の進化(リニューアル) 大島 由貴
いかに専門を伝えていくか(講演要旨)~海の哺乳類での展示・教育普及活動奮闘記~ 丸山 啓志
考古学からみた鯨類利用(講演要旨) 丸山 真史
◆特集2「続・海棲哺乳類について学べる!国内大学の研究室紹介 2019」
特集に際して
Kita Lab.の世界 東海大学生物学部海洋生物学科 北研究室 北 夕紀
北海道大学大学院獣医学院・獣医学部 野生動物学教室 坪田 敏男
トドといえば北洋研? 北海道大学水産科学研究院 海洋生物資源科学部門 資源生態学領域 山村 織生
東海大学・海洋学部・環境社会学科 吉田研究室 吉田 弥生
イルカも人もハッピーに! 近畿大学農学部水産学科 海棲哺乳類学研究室(近大海棲研) 酒井 麻衣
愛媛大学沿岸環境科学研究センター(CMES):有害物質による海棲哺乳類の汚染と影響評価の研究 落合 真理
教育学部で鯨類研究!? 宮崎大学教育学部・理科教育(生物)・動物系研究室 西田 伸
三重大学大学院生物資源学研究科附属鯨類研究センター 森阪 匡通
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
69号 2018年12月25日発行
◆フロントエッセイ 笠松 雅彦
◆特集「博士論文紹介 2018」
北海道稚内市抜海港に来遊するゴマフアザラシに関する生態学的研究 加藤 美緒
ゼニガタアザラシと襟裳の定置網 増渕 隆仁
北海道頭沿岸海域を中心としたカマイルカの分布と生息環境に関する研究 岩原 由佳
ハクジラのクリックス周波数はどこで決まる? -解剖学と音響学で未踏の謎にせまるー 黒田 実加
沖縄本島周辺海域に来遊するザトウクジラの環境利用と繁殖生態について 小林 希実
北西太平洋におけるニタリクジラとイワシクジラの形態及び生物学的特性値の比較検討 坂東 武治
鯨類学研究室の博士課程の思い出 廣瀬 亜由美
◆Cetacean Popukation Stud(CPOPS)刊行のお知らせと投稿のお願い 加藤 秀弘
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
*68号 2018年6月25日発行
◆フロントエッセイ 岩原 由佳
◆特集「海棲哺乳類の解剖から -死体は語る-」
大型鯨類の骨格研究 ~どのように調べ,何が分かるか~ 中村 玄
ストランディング個体を活用した博物館活動ならびに各種研究について 田島 木綿子
体内化学マーカーで覗く海棲哺乳類の生き様 堀本 高矩
イルカ解剖の基礎 -骨標本作製法あれこれ- 植草 康浩・小寺 稜
死体標本から知るハクジラ類の生活史と社会(講演要旨) 天野 雅男
◆特集「水族館における飼育実習・学芸員実習」
特集の趣旨 勇魚編集委員会
水族館における飼育実習プログラムの一例 岩田 知彦
かごしま水族館独特の体験学習プログラム 久保 信隆
アンケート用紙
アンケート結果のまとめ
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
67号 2017年12月25日発行
◆フロントエッセイ 岩原 由佳
◆特集「水族館における研究活動 ~研究者と飼育員の視点から」
青森県営浅虫水族館
ゼニガタアザラシと漁業との共存に向けて 三谷 曜子
津軽海峡を隔てて 原田 洵治
鴨川シーワールド
半球睡眠究明のための行動研究 関口 雄祐
半球睡眠究明のための行動研究協力 井上 聰
太地町立くじらの博物館
水族館とともに調べるイルカの繁殖生理 船坂 徳子
大学と一緒に研究するということ -太地町立くじらの博物館の場合- 稲森 大樹
かごしま水族館
水族館で行う認知実験 山本 知里
かごしま水族館における研究者の受け入れ 柏木 伸幸
◆「山本友紀子 博士を偲んで」
山本友紀子さんの研究と思い出 幸島 司郎
山本友紀子さんを偲んで -東京から、そして南米へ- 吉田 弥生
従順な後輩から見た山本友紀子さん 水口 大輔
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
*66号 2017年6月25日発行
◆フロントエッセイ 笠松 雅彦
◆特集「海棲哺乳類の音響学」
海棲哺乳類における音響研究の発展 赤松 友成
イルカ発声のメカニズムに関する解剖学的特徴 植草 康浩、小寺 稜
小型ハクジラ類のクリックス放射過程 -発音器官の構造とクリックスの性質- 黒田 美加
エコロケーションと高周波の関係 吉田 弥生
イルカ音響タッチパネルの開発と音響および認知研究への活用 中原 史生
イルカのパルスオンのプレイバック実験に向けて -広帯域再生システムの構築- 三島 由夏
ジュゴンはなぜ鳴くのか 市川 光太郎
アザラシ科における鳴音のレパートリーとその機能 水口 大輔
音を使った個体数推定 木村 里子
受動的音響モニタリング 三谷 曜子
ナガスクジラの鳴音検出と音源定位 松尾 行雄
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
65号 2016年12月25日発行
◆フロントエッセイ 佐藤 晴香
◆特集1「海の外での海棲哺乳類見聞録」
氷国滞在記 木下 千尋
カナダ西海岸・シャチ研究のメッカで学ぶ 大槻 真友子
南米でのアシカ調査 鈴木 一平
タイ湾のカツオクジラ調査 岩田 高志
フィリピンのザトウクジラを追う 中郡 翔太郎
メキシコ、トレーナーの旅 林 菜穂子
ドルフィントレーナーへの道 ~南国パラオとの出会い~ 宮崎 ななこ
◆ 特集2「続・博士論文紹介 2016」
中立遺伝子、及び免疫遺伝子解析に基づく日本沿岸海域に生息するスナメリの保全遺伝学的研究 會津 光博
博士課程とその後 安達 大輝
北海道礼文島に生息するゴマフアザラシ(Phoca largha)の過去からの生息状況の変遷および生活史別行動生態の特徴に関する研究 渋谷 未央
ベルーガのコンタクトコールに見られる個体性 三島 由夏
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
64号 2016年10月発行
◆フロントエッセイ 吉田 弥生
◆特集1「海棲哺乳類の遺伝子研究の今」
MHCから鯨類の遺伝的多様性を解き明かす 北 夕紀
イルカの体内に遍く発現する新しい水チャネル 鈴木 美和
― アクアポリン2の進化と機能 ―
クロミンククジラゲノムの解読 岸田 拓士
比較ゲノム解析が明らかにする水棲哺乳類の味覚の進化 早川 卓志
海棲哺乳類のモービリウイルスの受容体SLAM 大石 和恵
DNA診断による鯨類ヘルペスウィルスの検出 西田 伸
◆ 特集2「博士論文紹介 2016」
キタオットセイのロシア繁殖群における非繁殖期の分布と摂餌生態 堀本 高矩
北極圏に生息する氷上繁殖型アザラシ3種の水中音声レパートリーとその機能 水口 大輔
ハンドウイルカにおける闘争後親和行動の役割 山本 知里
◆ 第21回国際海棲哺乳類学会参加報告
国際海棲哺乳類学会 参加報告 黒田 実加
英語の苦手な私が国際学会に参加したら 辻 紀海香
第21回 国際海棲哺乳類学会参加報告 佐々木 史織
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,挿絵:大西生乃,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
*63号 2016年3月発行
◆フロントエッセイ 船坂 徳子
◆ 勇魚特別連載 「日本の海棲哺乳類学の基礎を築いた偉人たち 2」
大村 秀雄 大隅 清治
◆ 特集1 「ライブストランディングに対する水族館の取り組み」
ストランディングと水族館 石川 創
保護アザラシの陸上飼育から水中飼育への切り替え時期 岡崎 雅子、廣崎 芳次
浅虫水族館における鰭脚類の保護例 阿部 恵一
アクアマリンふくしまにおけるキタオットセイ保護収容事例 平 治隆
鴨川シーワールドの鯨類救助活動 井上 聰
ライブストランディングの対応について -臨機応変な対応と判断力- 大池 辰也
スナメリの救護 立川 利幸
ライブストランディング・リハビリ 宮園 哲至
保護したハセイルカDelphinus capensis幼鯨のリハビリテーション 河内 隆子、桑野 涼
◆ 特集2「続・海棲哺乳類の分布・資源・保全」
北太平洋における鯨類生態系調査(IWC-POWER)の現状 松岡 耕二
海棲哺乳類の資源動態推測法 北門 利英
◆ 投稿
ミッション:"糞"ポッシブル -ミナミアメリカオットセイ(食肉目アシカ科)糞便のハンズ・オン形態標本作成- 松岡 廣繁
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,挿絵:大西生乃,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
*62号 2015年6月発行
◆フロントエッセイ 盛田 祐加
◆ 特集1 「海棲哺乳類の分布・資源・保全」
鯨類研究フィールドとしての小笠原 -ローカルサイエンティストの視点から- 岡本 亮介、森 恭一
ミナミハンドウイルカの個体識別21年 -調査の継続とこれから- 小林 万布
船による北海道の海棲哺乳類目視調査 三谷 曜子
苦しみも喜びも -北大練習船おしょろ丸鯨類目視調査の思い出- 関口 圭子
北海道におけるトドの分布 服部 薫
◆ 特集2「第一回ひれあしワークショップ」
北海道におけるアザラシ類の生態 小林 万里
積丹半島におけるトドの社会行動の研究 -積丹の野生動物たち- 郡山 尚紀
キタゾウアザラシの絶食中の生理機構 鈴木 美和
ゴマフアザラシの受診動作訓練 遠山 忠晃
ミナミアメリカオットセイの受診動作訓練について 芦刈 治将
ミナミアメリカオットセイの繁殖 池光 愛美
鰭脚類におけるエネルギーに関する研究の紹介 鈴木 一平
糞中・血中性ステロイドホルモンを用いた鰭脚類の繁殖モニタリング 木下 こづえ
◆ 投稿
Peter B. Best博士を悼む 関口 圭子
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,挿絵:大西生乃,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子
61号 2015年4月発行
◆フロントエッセイ 盛田 祐加
◆ 特集1 「珍鯨アカボウクジラ科鯨類の姿に迫る」
生きている不思議 死んでいく不思議 庄司 義則
オウギハクジラ 山田 格
コブハクジラを追って -沖縄の知られざる海へ- 斎野 重夫
北極圏でのキタトックリクジラの潜水行動調査
-ヤンマイエン島への航海- 青木かがり
小笠原で見られるアカボウクジラ科鯨類 岡本 亮介
ツチクジラの潜水行動 南川 真吾
日本近海のツチクジラ-DNA分析からわかってきたこと- 北村 志乃
◆ 特集2「海獣飼育を支える新しい技術」
太地町立くじらの博物館における新たな鯨種飼育の試み
-マダライルカとスジイルカの飼育に挑戦- 稲森 大樹
おたる水族館における鰭脚類の人工哺育例について 川本 守
イルカの人工哺育を成功させるために 笠松 雅彦
鯨類の全身吸入麻酔 柳澤 牧央
◆著者プロフィール
表紙:河合晴義,挿絵:大西生乃,デザイン:小松徹,題字:佐藤晴子