第6回研究交流会を開催します!
「専門性」の変身術 〜多様なキャリアを選ぶヒントが知りたい?〜
日時:2023年12月5日(火)
第一部:18:00 - 20:00
(講演会・フラッシュトーク)
第二部:20:00 - 22:00
(情報交換会 / 参加任意)
場所:神戸大学六甲台第2キャンパス農学研究科 B棟1F B101 教室(アクセス)
対象:遺伝学とその周辺領域を研究している若手研究者 ※遺伝学会員以外の方も参加可能です。※参加費無料
参加登録
下記リンクのGoogle formからお申し込みください。
締め切り:2023年11月21日(火)
https://forms.gle/SfpsVpp8cXYYTjPd7
締め切りました。
招待講演
板倉朋宏 先生
研究室から始まる冒険
ー産業界でも自分らしく輝く方法、教えます!ー
講演者経歴:大学院で分子生物学、生命工学、再生医療に関する研究を行い、国内企業に研究職として入社。10年以上の研究経験を経て採用担当に着任。現在、採用(新卒、中途)と研究所の組織診断、意識調査に従事。これまで100名以上の大学院生の採用を行ってきた。大学にてキャリア支援制度の立ち上げに携わった経験ももつ。
佐藤陽一 先生
「死の谷」を越えるための企業研究
ー研究成果の事業化を目指した取り組みー
講演者経歴:東北大学 大学院博士課程前期修了後、農林水産省技官として入省、東北大学農学部助手。理研食品(株)入社の後、東京大学博士課程に進学。2016年同修了・博士(生命科学)取得。現在は理研食品(株)の原料事業部長として活躍し、多くの研究業績を残す。また理研食品(株)だけでなく、理化学研究所客員研究員(兼務2010年〜)、東北大学非常勤講師(2018年〜)、宮城大学非常勤講師(2020年〜)、福井県立大学非常勤講師(2021年〜)、Global Seaweed Coalition日本代表委員(2020年〜)としても活躍中。
参加者交流企画 ―研究フラッシュトーク―
スライド一枚(サイズ指定 4:3)を用いて、1分間のフラッシュトークを参加者の皆様にお願いします。ぜひ交流のきっかけにご活用ください!
※スライドの提出は参加登録後にご案内する予定です。
サンプルスライド
事後レポート
第6回研究交流会、「専門性の変身術 〜多様なキャリアを選ぶヒントが知りたい?〜」を開催し、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。今回は、人事の分野でご活躍の板倉朋宏先生と理研食品株式会社の研究分野でご活躍の佐藤陽一先生にお招きし、貴重なご講演をいただきました。会場は大いに盛り上がり、質問が絶えず寄せられました。事後アンケートでも高い満足度のご意見を多数いただき、講演いただいた先生方に深く感謝申し上げます。
板倉先生は「研究室から始まる冒険-産業界でも自分らしく輝く方法、教えます!-」と題して、人事の現場での経験を基に、博士を卒業した後の主な就職先が昨今変化しつつあることや企業が求める具体的なスキルについてお話しいただきました。参加者にとって、非常に有益な情報が満載なご講演でした。
佐藤先生は「『死の谷』を超えるための企業研究-研究成果の事業化を目指した取り組み-」と題して、研究成果を産業化するための取り組みについてご講演いただきました。様々な困難を克服しながら、科学を通して産業界の暗黙知を形式知へと変えていく佐藤先生の研究からは企業研究の醍醐味を存分に教えていただきました。我々が企業研究の現場を鮮明に描けるようなご講演でした。
後半では、参加者によるフラッシュトークを実施し、会場は賑やかな雰囲気に包まれていました。懇親会でもフラッシュトークの話題で盛り上がり、ざっくばらんな交流の場になっていたかと思います。
本企画は多くの参加者にとって、進路の幅を広げる機会となりました。ご講演いただいた先生方、参加いただいた皆様、会場を提供してくださった石井先生には心より感謝申し上げます。また、日本遺伝学会のご支援にも厚く感謝申し上げます。
遺伝学若手の会は今後も活動を続けますので、今回参加できなかった方はぜひ次回の企画をご検討ください。随時、TwitterやHPで情報を更新します。次回、皆様にお会いできることをスタッフ一同楽しみにしております。今後もどうぞよろしくお願いいたします!
参加者の集合写真
交流会の様子
世話人
麻 裕毅 (北海道大学農学院 植物遺伝資源学研究室 博士課程1年)
川瀬 雅貴 (理研 CPR 眞貝細胞記憶研究室 博士研究員)
古林 真樹 (東京大学 定量生命科学研究所 ゲノム再生分野 博士課程1年)