市川市は千葉県の北西部で、東京都心から20km圏内に位置しています。市役所の所在地(千葉県市川市八幡1-1-1)は、東経139°55'52″、 北緯35°43'19″となります。
北側:松戸市、鎌ヶ谷市
西側:江戸川、東京都江戸川区
南側:浦安市
東側:船橋市
古代から明治まで使われた地名である「葛飾郡」(「葛餝郡」と表記)は、今の東京都の一部・埼玉県の一部・千葉県の一部・茨城県の一部をまたがる地域を指していました。
この古い葛飾郡がベースとなって、千葉県内では市川市・船橋市・習志野市・八千代市・浦安市が「葛南(かつなん)地域」と呼ばれています。
葛飾群(出典:葛飾区史)
葛南地域(出典:千葉県のみどころ)
地形的には、市川市は関東平野の南に当たります。
日本最大の平野である関東平野は、2000万年前から、3km以上の泥や砂がたまってできました。川沿いには低地、そして下総台地、武蔵野台地、大宮台地、相模野台地があります。
■関連サイト
『市川市史 自然編(通巻六)』電子版
https://www.city.ichikawa.lg.jp/site/shishipdf/54994.html
出典:環境共生・創造マスタープラン関東地方の概要|国土交通省、一部改変
市川市の北部・東部は下総台地の一部で、標高は20m程度です。梨栽培などの農業が行われています。
西部の地層は沖積層(ちゅうせきそう)で、最終氷期最盛期以降 (2万〜1.8万年前より新しい時代) に堆積し、最も新しくて軟弱です。沖積層の上に、氾濫平野・砂洲・自然堤防・後背湿地(こうはいしっち)ができた、標高が2m程度の平坦な土地です。東京のベッドタウンで、住宅地が広がっています。
南部は干拓地・埋立地です。東京湾に面したエリアは京葉工業地帯の一部で、倉庫や工場が多数あります。
氾濫平野:河川の氾濫によって形成された平野
砂洲:海岸に平行に砂がたまって周囲より高くなった土地
自然堤防:大河川の河道両側に砂がたまって周囲より高くなった土地
後背湿地:河川が氾濫したときに流れ出た水が、自然堤防などの高い土地に阻まれてできた低湿地
葛南地域(出典:治水地形分類図|国土地理院、静岡県沼津市)