涅槃会

お釈迦さまは入滅した日に行われる法会を「涅槃会」（ねはんえ）と言います。陰暦2月15日を釈迦入滅の日とし，毎年この法会に「涅槃図」を本堂に掲げ，お釈迦さまの一生を偲びます。歴史的にお釈迦さまが入滅した日にちは定かではありません。現在、涅槃会は3月に行われる事が多いのですが、日にちは寺院で異なっています。宝円寺では毎年新暦3月22日に釈迦涅槃会を行い、お釈迦さまを偲んでいます。お釈迦さまを偲ぶことは、涅槃図の中のお釈迦さまの姿を観ながら、死とは何か、生きるとは何かを感じ、自分自身の死の在り方を考え、今からの生き方を見つめる事です。