Ⅱ.各検討事項に係る、これまでの議論と、今後の論点
1.高等学校教育の在り方(「共通性」と「多様性」の観点からの検討)
<今後の論点> 〇 生徒が成人として社会の一員となるために共通で必要となる資質・能力とは何か。また、 それに向けてどのような高等学校教育が求められるか。
2.少子化が加速する地域における高等学校教育の在り方
<今後の論点> 〇 遠隔教育の活用や学校間連携の推進に向けて、具体的にどのような制度の見直しや体 制・環境の整備などの支援策が必要か。 〇 少子化が加速する地域における高等学校の特色化・魅力化に向けて、コーディネーター 等の外部人材の配置をはじめ、今後どのような取組が必要と考えられるか。 〇 その他、少子化が加速する地域における高等学校教育の在り方に関する議論に資する 取組として、どのようなことが必要と考えられるか。
3.全日制・定時制・通信制の望ましい在り方
<今後の論点> 〇 実効的な単位制への移行促進に向けて、具体的にどのような方策を講じるべきか。 〇 全日制・定時制・通信制という課程の区分の在り方について、どのように考えるか。 〇 高等学校で学ぶべきことは何であるのかを明確にした上で、学校という場で対面でしか 学べないことや得られない効果について、どのように考えるか。
4.社会に開かれた教育課程の実現、探究・文理横断・実践的な学びの推進
<今後の論点> 〇 社会に開かれた教育課程の実現や、探究的な学び・STEAM 教育等の文理横断的な学 び・実践的な学びに関し、外部人材の乏しい地域や小規模校も含め、全国的に取組を推 進していくために、どのような方策を講じていくことが考えられるか。 〇 高等学校におけるコーディネーターの配置を広げていく上で、どのような取組が必要か。 〇 大学入学者選抜を見据えて文系・理系のコース分けを実施する学校が多くある現状に あって、STEAM教育等の文理横断的な学びを進めるには、今後どのような方策を講じる べきか。
<詳細>
4.社会に開かれた教育課程の実現、探究・文理横断・実践的な学びの推進
〇 高等学校では、約3割の生徒が家や塾で学習を「しない」
学校での学び・授業の満足度・理解度についても、中学生以降、低下傾向
〇 「自らの参加により社会現象が変えられるかもしれない」、「自分で国や社会を変えられると思う」「社会課題について、家族や友人など周りの人と積極的に議論している」という割合が国際的に低い
〇 資質・能力(言語能力、情報活用能力、問題発見・解決能力等)や現代的な諸課題に対応する資質・能力の育成には、教科等横断的な学習必要、企業も探究的な学びや文理横断型のリベラルアーツ教育を学校に求めている
大学入学者選抜 特定の教科について十分に学習しない
〇入試難易度や属性、価値観などに影響を受けて自身を評価
〇 生徒が高い意欲、可能性や能力を最大限伸長できるよう、社会に開かれた教育課程を実現していくことや、探究的な学び・STEAM教育等の文理横断的な学び・実践的な学び必要
〇 先進的事例意欲的な実践を広げていく 探究的な学びを、「自己の在り方生き方を考え、課題発見し解決していく資質・能力を育成する」目標支援。
〇 これに向けては、指導側の体制・環境整備 学校間の連携・協働やコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)、コーディネーターの配置、連携・協働した教育活動
〇 生徒の可能性・能力を最大限伸張 将来のキャリアを展望、国際的な活躍から地域社会に根ざしたものまで、自身の希望に沿った進路を選択できるよう支援していくことが必要ではないか。
<今後の論点>
〇 社会に開かれた教育課程、探究的な学び・STEAM 教育等の文理横断的な学び、全国的に推進方策。
〇 高等学校におけるコーディネーターの配置
〇 大学入学者選抜現状にあって、STEAM教育等の文理横断的な学びを進める方策
<気づき>
事務局説明は資料読み上げだけ 4論点適切か? 課題のモグラたたき? 課題掘り下げ不十分
主体的対話的で深い学びの視点から、各段階での目標、施策、現場の先生の役割整理が必要
高校だけでなく 委員不勉強 自覚不足 どうすべき? 制度と中身
<議論例>
社会課題だけでなく興味関心大切に 探究だけでなく学問好奇心 生徒の関心 同調圧力排除
コロナで留学できない? 内地留学 高校全国募集 高知出身教員 体験 交流前
教育長 課題は高校以前 中高連携 令和答申?
<感想>
外部支援中心の議論中心で、個々の教科の授業改善の視点が欠けている!
学び支援でなく、左から右へ与える発想になっている。対話を忘れている!
先生が生徒の把握から始まる。やる気を起こすことを試行錯誤しながら理解。授業で引き出す仕掛け、コンテンツ。
授業改善の視点 意欲を高める 試行錯誤 教科書と身の回り 身の回りから教科書の説明できればOK
与える発想転換 主体自主を促す! 好きなこと得意なこと伸ばす