学校

行動の指針

地震が発生したときの第一の行動は、まず身を守ることです。学校で地震が発生した場合、何が危険であるかを子どもたちに認識させましょう。例えば、教室では棚やロッカー、黒板が倒れてくるかもしれません。天井から蛍光灯やプロジェクターなどが落下することも考えられます。窓側も窓ガラスが割れた衝撃で飛散すると危険です。次に、どのように身を守るかを教えましょう。

身の安全を確保したら、次の行動は校庭や体育館などの安全な場所に避難することです。学校では、他の子どもたちや先生がそばにいる場合が多いです。避難の時は「おさない、かけない、しゃべらない、もどらない」を守り、先生の指示に従うように教えましょう。通常、学校は地域の中でも安全な場所にあり、避難所にも指定されています。ですから学校の外に避難することは通常はありません。津波が襲ってくる可能性があるときなど、状況に応じてより安全な場所に避難しましょう。