GHH lab

持続可能な未来共創センター



この国には何でもある。

本当にいろいろなものがあります。

だが、希望だけがない。


「希望の国のエクソダス」村上龍より



経済大国として豊かな国だったはずの日本は、今、数えきれないほどの課題を抱え、閉塞感に苛まれ、そして希望を失っています。

人口減少、超高齢化、格差社会、貧困、孤独死、シャッター街、行政の財政難・・・これらの課題は、地方都市では、さらに深刻なものとなっていますが、日本の地方が抱える課題は、これから多くの国も直面していくものです。

百十余年前、何もない寒村が官営製鐡所という明治日本の国家の命運をかけた一大事業の舞台となり、希望だけは溢れた人々が集まり、そして発展を遂げてきました。日本の産業革命を牽引し、公害を克服し、地球温暖化、超高齢化社会への対応など「課題先進都市」として、日本のトップランナーとして走り続けてきました。

そんな北九州の地で、地域課題を解決し、新しい希望に満ちた街・地域をつくっていきたい。

もちろん、地域が抱える課題は、行政だけでも、企業だけでも、住民だけでも解決できるものではありません。だからこそ、私たちは、行政・企業・住民のみながともに集い、街の未来を語らい、課題解決のためのアクションを起こす起点となる場、持続可能な社会共創センター「GHH Lab」を立ち上げます。

地域を変えたい、街をよくしたい、もっと街を元気にしたい。そんな人々が集まり、つながり、街を、地域を盛り上げていく場を目指して。


日本の「希望」を再び北九州から。


事務局:特定非営利活動法人里山を考える会

〒805-0071 福岡県北九州市八幡東区東田2-5-7

E-mail:info@nposatoyama.org

Tel. 093 662 3100 FAX. 093 662 3800

■名称の由来|ゲーハーハー ラボ

GHH Lab の「 G.H.H.」とは、 1901年、私たちが暮らす街、東田で操業を開始した官営八幡製鉄所の総合エンジニア、建設から技術指導までを担ったドイツの製鐵会社グーテホフヌンクスヒュッテ社の略称です。ドイツ語のグーテホフヌンクスヒュッテ、Gute Hoffnungs Hütte は、「良い希望の製鉄所」を意味します。私たち志民が、この街の次の百年を希望に溢れた社会を創り育てる運動の魁たらん決意をこめて、この名称を冠することとしました。