7月9日に福井市麻生津小学校で第5学年を対象に、ヨーロッパの文化や伝統、自然などについてゲームを通して知り、異文化について理解を深めたり、他国の人々と自分の文化の相違点について考えたりする出前授業を行いました。
子ども達の意欲を高めるために、クイズとビンゴを組み合わせたゲームを行った。クイズを「もの、学校、文化」の3分野に分けて用意して、ビンゴカードの9つのますにそれぞれ3つずつ記入してもらいました。くじで当たった出席番号の児童にクイズの分野を選んでもらい、出題しました。クイズに正解した子どもはそれぞれのシートに〇を一つ付けることができるので、ビンゴがそろう楽しさとクイズの答えを考える楽しさの両方が味わえたと思います。
子どもからのリクエストが多かったクイズの分野は「もの」であった。伝統衣装や紙幣・硬貨、食器など実物を用意してじっくりと見たり、触ったりする時間を取った。男の子用のレーダーホーゼ(ズボン)は見た目では小さいが、手に持ってみると「重い」「何でできているの?」と次々に声が上がった。グラスやカップを何種類か回して、日本との違いを見つけさせるクイズでは、気がついたことを互いに伝え合う姿が見られました。