前にも書いたが、Apeはフロントフェンダー(前輪の泥よけ)の位置が高すぎて、水やら泥やらを巻き上げまくって顔に直撃するから大変だ。特に最近はようやく梅雨らしくなってきたので、通勤が極めて苦痛。直すといっても社外品のフェンダーダウン化キットは、7,000-18,000円で高すぎる…元からの不具合修正にこんな大金は出せぬと悶々としていると、ヤフオクに良いものが出ていた。「エイプダウンフェンダーステー」という金属アダプターのセットが即決2,000円。表面バフ仕上げもされている2mm厚ステンレス板を鉄工所でプレス加工しているようだ。2,000円とはお値打ち(東海地方の方言?)なので、即落札、そして3日後無事に商品は届いた。
さてフェンダーの移設作業だが、まずはフォークブリッジにネジでつけられているフェンダーを10mmのラチェットレンチで外す。フェンダーに今回落札した金具を装着。そして、バイクのサスペンションの低いところに、キットに付属してきたステンレス製ホースバンドで固定。やった、フロントフェンダーのダウン化の完成だ(写真)!
泥よけ効果は完全ではないが、かなり軽減される模様。楽しみに次の雨を待つ?
オドメーター:2,038km
ダウン化前
ダウン化後
晴天が俄にかき曇り、スコールに遭遇した。ダウンフェンダーの効果が体験できる!確かに眼前への泥水の巻き上げはなくなった、すばらしい。しかし、フェンダーの後ろの長さが足りないので、足がビチャビチャになるのは変わらず。プラスチックか何かでフェンダーを延長しなければならないかもしれない。しかし、突然のスコールだったので、体全体が濡れ鼠になってしまい、ダウンフェンダーがどうのこうの云う問題ではなかったが…。
フレームの、フレームナンバー刻印の刻みからのサビを発見。CRCを塗って少し擦ったら、塗装が剥げた。ホンダめ、原付だからって手を抜きおって。仕方がないので、サビ落としフラックス処理をしてから、クルマ用のボディペンで塗装した。見た目は回復したが、腐食の方は大丈夫か。
オドメーター:2,075km
いつものように、足助・稲武経由の国道153号で根羽村まで、そこから県道10号線の激しいワイディングを楽しむのだが、まだライディング技術が低いので、楽しいよりも精神的に苦痛。自転車ロードレーサーの頃から、ワイディング下りは苦手だった。そのまま、作手村に抜けて岡崎に帰った。走行距離、およそ150km。ここ最近、腰痛気味なのだが、Apeのバイブレーション効果で少し良くなったかも。
遂にこの日がやってきた、Ape100のパワーに不満を持つようになってしまった!最高速は、高速道路に乗るわけではないので現状でよいのだが、加速とトルクの不足を強く感じる、というかイライラする。かといって、250ccや400ccのバイクを買って維持する金もないし、高価なApe100用のカスタムパーツ(ヨシムラマフラーとかビックキャブ)を買う金はない。費用対効果の高い貧乏チューンでApe100をパワーアップするしかない。ということで、インシュレーター外し同様に、ホンダが(厳しすぎる排ガス・騒音規制のために)性能をリミットしているパーツを外して、性能を高める方法を選ぶことにする。まず、吸気系、Ape100のエアダクトは取り込み口の大きさが絞ってあり、ここがどうも1つのリミットになっているらしいので、これをレーサーモデルのホンダXR100R純正の取り込み口が大きいダクトに交換する。そして、キャブのメインジェットを交換して、セッティングを出す。XR100Rのエアダクトとメインジェットセットを買っても3,000-4,000円なので、通販で注文することにしよう。来週末には改造工事ができそうであり、楽しみだ。
オドメーター:2,350km
パワーアップカスタムに興奮してしようがない。ネット上の情報で、プラグケーブルをNGKのパワーケーブルに変えるだけで、かなりパワーが上がるという情報を得た。早速、夕方にSEED岡崎店に行き、NGKパワーケーブル(V1B)をお買い上げ(2,646円)。
12mmのラチェットレンチで、初めてシートを外して、タンクもズラしてみた。タンクの裏側にサビが発生していたが今日は見なかったことにする。ノーマルの黒いプラグケーブルをペンチで思い切って切断!これでもう、後には戻れなくなった。付属のコネクターを介してパワーケーブルと接続し、エンジンのスパークプラグの側にも接続。あまりにもあっさりと換装終了。青いケーブルでルックスも良くなって満足(写真)。
エンジンが掛かるかと不安だったが、キック1発でエンジン始動。家の前の坂道を上がって見たが、明らかにトルクアップ!エンジン音も心なしか元気になったような気がする(気のせいかも)。プラグではなく、プラグのコードでパワーアップするなんて信じられない。抵抗値がノーマルの1/10で、ノイズ除去機能が付いているだけでこんなに変わるものなのか?こりゃ、ますます週末の吸気系チューンが楽しみになってきた。
オドメーター:2,390km
ノーマルケーブル
パワーケーブル
ライダーである私の体重を減らすカスタムチューン(?)も平行して行うことにしました。先日、唯一好きだったプロレスラー橋本真也氏が亡くなり、循環器系に不安を抱える私も他人事ではなくなった。Apeのチューンナップの一環として、徹底したダイエットに取り組むことにする。目標は80kg、極大値で105kgだったので、25kgの減量に挑戦となる。これで、Apeも速くなるはずだ。ダイエット方法は、いかにも健康に悪そうな1日1食、夕食のみ。後は、お茶類と牛乳で堪え忍ぶ方法でやってみる。オドメーターの横に、ライダーの体重も報告するようにする。
ネット通販で注文をかけていた、デイトナのメインジェットセット(#31118)が到着した。土曜日にセッティングをやるぞ!
オドメーター:2,399km ライダーの体重:101kg
ここまでの流れ:先週のツーリングでようやく自分のApe100の非力さに気がつき、低予算(10,000円が限度)ながらにカスタムしてパワーアップさせる作戦を発動した。当然、低予算なのでビックキャブやらヨシムラマフラーやらボアアップなどの芸当は不可能なので、騒音・排ガス規制のためにホンダがデチューンした部分を本来のパフォーマンスに戻してゆくという貧乏カスタムになる。先行して、今週の11日にNGKのパワープラグコードに交換するカスタムを行っており、なんとなく程度にトルクアップを果たしていた。本日土曜日未明に仕事上の懸案も無事解決され、晴々しい気持ちでカスタム開始。
完全に梅雨明けしたような夏の日差しの午後3時、自宅駐車場にて作業開始。まずは、簡単なところから。ノーマルプラグをプラグレンチで外して、DENSOのイリジウムパワープラグ(IUF22; 2,100円; 写真)を装備。NGKもあるが、DENSOの方が電極が細いというアドバンテージがあるので400円ほど奮発してDENSO製にした。ノーマルプラグの5倍の値段ですから、かなりの贅沢品ですが、走ってみた感じはあんまり変わらない…ちょっと加速がキビっとしたような感じがするかも?次回は、NGKのイリジウムでも十分かな。
点火系の次は吸気系。シートをはずして元から付いている純正のエアダクト(写真)を外そうとするも、外しづらい。この日のために準備した、ホンダXR100R(レースモデル)のエアダクト(#17240-KB7-000; 1,491円)に交換する。
比べてみると、空気が通る部分が明らかにApe100純正は絞ってある(写真)、この写真だと遠近法の錯覚もあるが、XR100Rのエアダクトは3倍くらい穴が大きいようである。残念ながらApeの電装部品(レギュレーター)と干渉してしまうのでポンづけ(無加工での装着)は出来ないので、エアインテーク側を20mmほどカッターナイフで切り落としてから装着。これでいいのかというほどアッサリはまります。これで吸気抵抗はだいぶ小さくなり、ガバチョとエアをキャブレターに送ってくれるようになるに違いない。
イリジウムプラグ
純正エアダクト
XR100R用と純正の比較
沢山のエアをキャブに送るようになるならば、燃料もその分濃くすべくキャブセッティングを行う。ネット上の先達の情報に従い、メインジェットを#72→#85へ、ジェットニードル位置を3段目→4段目に変更。替えのメインジェットはデイトナのメインジェットセット(#31118; 1,865円)を使用した(左写真)。タンクのコックを閉めて、キャブドレインからガソリンを抜いて(ハイオクガソリンは赤色だった)、インシュレーターのところのボルトを外して、ジェットニードルのところを外して、いよいよキャブレターをオープン。教科書通りに、メインジェットとパイロットジェットが仲良く並んでおりました(右写真)。このメインジェット#72を外して#85に換装。直射日光が厳しく、これ以上駐車場で作業すると死ぬので、ジェットニードル部分を外してガンガンに冷房を効かせた自室内へ移動。そして、汗を拭き拭きジェットニードルを分解した。う~ん、こんな単純な部品でスロットル開度が決定されるとはビックリ。ニードルの駒の位置を5段あるうちの3段目から、上から4段目に変更。これで、軽くアクセルを回しただけでメインジェットから沢山ガソリンが噴射されるはず。ニードルジェット周りを組み直して、キャブの頭に付け直したら夕方6時。大したことはやっていないが、3時間も経ってしまった。
いよいよ緊張の試運転。予想に反して、一発のキックでエンジン始動!アイドリングは変わった様子がないが、走り出してスロットルをガバッと開けると、「ゴボボボボボッ!!」と低音の吸気音が響くようになった。低音に貧しいバイクだったので良い感じ!でも、優等生が不良の道の第一歩を踏み出したような感じも…。トルクとパワーは格段に向上、従来のギアを一段低くして良いくらいには少し足りないくらい(わかりずらい)。音が激しくなったので、実際の走行速度よりも速く走っているような気になるのも素敵。結局、諸費用込みで僅か8,912円のチューンナップであるが、満足度は非常に高い。吸気系・点火系と弄ったので、次は排気系といきたい。純正マフラーの排気口から18cm奥の鉄板に穴にΦ12mmの穴を開けると抜けが良くなり、良い走りになる反面、排気音が下品になってしまうらしい。私にとって、サウンドはバイクを楽しむ上で重要な要素なので、お金に余裕が出来るまで排気系チューンは封印するつもりだが、穴あき純正マフラーの誘惑に本当に勝てるのかは疑問。
オドメーター:2,483km ライダーの体重:測定せず
交換用メインジェット
キャブ内部
Ape100現状
パワーアップしたマシンで、稲武どんぐりの湯まで往復100kmちょっとの様子見試運転。先週とはうって変わってのハイ・トルクで、伊勢神トンネルへの登りも5→4速でモリモリ上ってゆく。前は、4→3速、失速したら2速も使っていたのにエライ変わりよう。しかし問題もあり、アクセル開度が小さいときに少々燃料が濃いみたいで、半クラッチの時に「ゴボバッ」とかいって少々もたつく、スクーターでオートチョークが効いた状態みたい。稀にエンストすることもあり、標高が高いとちょっとマズイかもしれない。対策としては、キャブレターのパイロットエアースクリューを閉めるみたいだけれども、専用工具が必要らしい…バイク屋に相談するか?
オドメーター:2,600km ライダーの体重:99.5kg(温泉で全裸時)
20年ぐらい昔、キン肉マンの迷(意味が分からない)台詞で、「屁のツッパリはいらんですよ!」というのがあったが、今の私のApeはまさにその状態。吸気系・点火系はリファインされたが、排気系のみがノーマルなので、排気がマフラーの中で詰まっている様子が乗っていてよく分かった。まさに、屁がツッパってている状態である。で、新しいマフラーを買うべくヤフオクをチェックするも、1万円以下で性能・程度の良いマフラーは買えるわけもなかった。では禁断の…純正マフラー内部に穴を開けるという恐ろしい計画を実行に移すという決断を下すことになる。「マフラーに穴を開ける」という頭の悪そうな馬鹿餓鬼がやりそうな行為をする決断に至るまでにはかなりの苦悩があったが、やると決めたら男らしく実行!
ネットの情報によると、排気口の18cm奥の鉄板にΦ12mmの穴を開けると性能アップするらしい。エキゾーストから来た排気はエキゾースト寄りで膨張し、いったん排気口寄りの区画に行ってから、また真ん中の区画にはいってから、排気口に出るらしい。なので、穴開けにより最初の膨張区画から、排気口寄りの区画をパスして、最後の区画へのショートカットを作ることになる。しかし穴開け加工は容易ではない、ターゲットが18cm奥にあるので普通のドリル刃ではだめである。少々高いが、Φ6mmの長さ20cmの特殊ドリル刃を購入(2,289円)、刃を買ったカーマホームセンターで電動ドリルをレンタルする(2泊3日で200円)、地元安城/岡崎の優良企業であるマキタ製である。意を決して、排気口にドリルを突っ込み奥にある堅いものに2カ所、中央とやや右寄りに貫通穴を開通させた。事前情報では標的まで18cmとのことだったが、実際には16cmぐらいの所に鉄板の感触があった。そして長い丸ヤスリでバリをとり、同時に穴を少し大きくした。長い25cmドライバーで出来た穴を確認すると、どうやらΦ7mm程度の穴が2つ出来たようである。Φ12mmだと、面積36πcm2で、Φ7mmが2つだと、約24.5πcm2となるので目標の2/3であるが、何事も控えめが良いとの判断を下した。
キックでエンジンON!アイドリング音に変わったところはないように思える。乗ってみた感じだが、明らかに抜けが良くなり「屁のツッパリ」は解消された感じはある。以前よりも景気よく加速できるようになり、パフォーマンス的には満足度は高い。ネット上の先達の情報では、排気が衝突してペキペキ音がして、加速時には高音の下品な音「パパパパパパァ!」とか「ペケペケペケペケェ!」がするとの事であったが、少なくとも私の環境では低音の「プババババババッ!」という排気音で、「ペキペキ」という音もエンブレ使用時に聞こえるが、あまり気になるレベルではなかった。下品なバイクになることを懸念していたので正直ホッとした。
オドメーター:2,808km ライダーの体重:測定せず
特殊ドリル刃
マフラー排気口
今日は、名古屋市緑区にあるバイクパーツショップである「緑2りんかん」に行ってみた。マフラー穴開け以前よりも、ロースロットルでのボコつきが酷くなった感じがする…発進でスロットルをガバッと開くと「ゴポッ!ゴポッ!」とエンストしそうになる。抜けが良くなったので、空気が更に不足するようになったのかもしれない。吸気をさらにスムーズにして、薄くしてあげようという浅はかな素人考えにより、エアフィルターを社外品に変えることにした。緑2りんかんで、純正のフィルターのリプレイスメント式であり安価なデイトナのターボフィルターを購入(1,575円; #60412)し、帰着後早速取り付けてみた。同じくエアボックスを温存できるリプレイス式のK&N(ヨシムラ)のパワーフィルターは、高くて(4,000円弱だが)買えなかったのである。
車体左側のカウルを取り外し、エアクリーナボックスを初めて開けてみると、中にはオイルでベトベトであるウレタン製で湿式の純正フィルターが出てきたので、これを外して買ってきたサラサラであるスポンジ製で乾式のターボフィルター(写真)に交換。これで更に吸気抵抗が小さくなったはずだ。乗ってみた感じ、全体的に発進・加速が軽くなった感じがした。例のロースロットル時のボコつきもほぼ解消されたので、社外フィルターへの交換は吉と出たようだ。しかしこのApe、買ったときの状態とはもう全然違う、まず音が違う。初期状態では、音といえば吸気音も排気音も小さく、ピストンとクランクの擦れるメカニカルなエンジン音くらいしかしなかったのに、今じゃ低音の給排気音が響き渡っている。ノーマルでの1-4速は、5速への橋渡しくらいの役割しかしていなかったのに、いまじゃ3-4速も十分に実用なギアになっている。また坂道発進もままらない細いトルクだったのに、今じゃ余裕も余裕、5速でちょっとだけスロットルを開いての快速クルージングも可能。今、インシュレーターまで元に戻したド・ノーマル車に乗ったらどんな感じがするんだろう?買ったときは、パワーがあると思っていたけれども…。
とりあえず、これをもって一連の貧乏チューンは一段落させるつもり。今日も豊明市某所で最高速アタックをしてみたが、よえkm/hしかでなかった、これはインシュレータ外しのみの状態と同じ…なかなか、ぬわわkm/hには達しない。私の体がでかすぎて抵抗がでかすぎるのかもしれない。今後はライダーのダイエットチューンに専念すべきなのだろう。
オドメーター:2,948km ライダーの体重:99.5kg
乾式ターボフィルター(左)
湿式純正フィルター(右)
オドメーターが3,000kmを突破したので、エンジンオイルを交換。今回は自分でやってみた。17mmのメガネレンチでドレインボルトを開ける…堅くて開かない、ダイソーの100円小型レンチではトルクが足りない。ということで、ホームセンターで長いレンチを買ってきたら開いた。ドレインワッシャーは傷んでないようなので再利用。今回はホンダ純正オイルのG2を用意。今まで入れていたG1が10W-30なのに対してG2は10W-40なので、少しは暑さに強いかと思ってアップグレードした。といってもG2オイルもSEEDで820円/Lなので、バイク屋でG1を入れてもらうよりも安い(945円/L)。オイル容量1.1Lで交換量0.9Lとバイクのエンジンカバーのところに書かれているが、1L全部入れて、オイルゲージ的には良い感じだった。右に倒したり、左に倒したり、前後に揺すったりして、気合いを入れてオイルを抜きすぎたのかも。交換後、フレッシュな気分で走ってみたが特にエンジンの回りとかが良くなったとか言うことはなかったが、ギアのチェンジはスムージーに戻った。気のせいかもしれないが、排気音が少し大きくなったような…G2効果ですかね?次回の交換時期は6,000-6,500km辺りで行う予定。
GT商会に「キジマのリアキャリア」を注文した。ツーリングに必須ですし、なによりクルマを手放した私には実用車としての機能が必要なので、ちょっと高い(7,895円)とも思ったが装着を決心。
オドメーター:3,092km ライダーの体重:100kg
先日チューンした「穴あき純正マフラー」の排気音を録音。あまりノーマルと変わらないか?
ノーマルキャブ(PB16相当?)ながらもハイトルクにチューンされたApe100でちょっとだけ遠出してきた。国道153号の稲武を経て国道257号で上矢作へ、そこから酷道418号で平谷に抜けました。平谷でヌルヌルの温泉を浴びてから、標高1,200mの治部坂峠を越えて、昼神温泉街へ。標高1,200m超でも酷くは燃料が薄くならないので、良いセッティングが出ている模様。南木曾から馬籠峠に回って、中津川へ。ここでガス補給だが、スタンドのおねーちゃんに、「このバイク小さくてかわいい!」と言われた。ガススタンドでは、いつもApeに好意的なコメントを付けられる。「かわいい!」「100の方はよく走るんだよね~」「小さいね~」「原付免許で乗れるんですか?(Ape100は乗れません)」などなど、ホンダももっとToday並に広告を打てば人気車になると思うが、これ以上人気車になると、さらに盗難の憂き目に遭う機会が増えそうなので、今のままでよい。ツーリング続き…恵那から今日2回目の国道252号で稲武に戻り、そこからは来た道を岡崎まで戻る。約250kmを6時間でのツーリングだった。
PC20ビックキャブを付けて、純正マフラーにもう一つ穴を開けて、さらなるパワーアップを望む自分もいるが、住民税の支払いなどいろいろと物入りな季節なので、必死に我慢。どっかに安く手に入るPC20キャブないかな。キジマのキャリアは明日到着だそうなので、早速明日に装着する予定。バイクパーツ買いは、これでしばらく休止の予定ではある。
オドメーター:3,350km ライダーの体重:100kg
中津川市 馬籠宿
午後3時、クロネコヤマトでキジマのリアキャリアが来た。早速、私の使っていない駐車場スペース(バイク弄りガレージと化している)で取り付け開始。シートを外して、リアフェンダーを外して、リアキャリアを差し込んで、リアフェンダーを戻して、リアキャリアを仮締めして、シートを戻す…むむむ、最後の穴の位置がどうしても決まらない。穴がずれてしまう。他のネジをゆるめて余裕を持たしても…はまらない、どうやってもこのキャリアははまらない!格闘4時間、日が暮れてきた午後7時過ぎ、Tシャツぐっしょりの大汗をかき脱水症状気味の熱中症に倒れてしまった。フラフラで動けない…死力を尽くして自室まで戻り、クーラーの効いた部屋に倒れ込んだ。ポカリスウェットを500cc飲み干すが、時すでに遅し、結局3時間は全く動けず、意識が戻ったのは夜の10時過ぎ。どうなるリアキャリア?僕はキジマに騙されちゃったの?→明日に続く!
オドメーター:確認する余裕無し ライダーの体重:脱水症状
朝6時に起きて、出勤までの間にリアキャリアをどうにか装着しようと粘るが駄目!また大汗をかいてきて、昨日の二の舞になるのは嫌なので、キャリア取り付けの(どうしてもはまらない)最後のボルトを締めないままでApeに乗り出勤。昼休みにApe100を購入したバイク屋に泣きついた…。「通販で買ったキャリアが付けられません。助けてください。」昼休みでメカニックの方がお休みになられていたようで、社長に対応いただく。社長「これはこのままじゃはまらないね。」と、万力でキャリアのフレームを修正していただき無事に装着に成功する。
さすがプロ!私が「社外のバイクパーツって、そのままでははまらないものなのですか?」と訊くと、社長曰く「稀にはそのままで嵌るものもある。だから、私たちが工賃を貰って取り付けをやっているんだよ。」…嗚呼、社長、勉強になりました(工賃1,470円でやってくれました、申し訳ありませんでした、ありがとうございます)。自転車パーツの時はそういう経験はなかったけれども、バイク整備ってやっぱり難易度が高いんだなあと思った酷暑の一日だった。
オドメーター:3,390km ライダーの体重:100kg
キャリアが付かない…(前日)
キャリアが付いた!(本日)
今年の5月に忽然と自宅駐輪場から姿を消したLiveDio Sが発見されたと警察署の少年係から電話が入る。少年係=岡崎の餓鬼の犯行、やっぱりか。私「で、私のバイクは動く状態なのですか?」、警察官「んん…」と、黙りやがった、これは嫌な予感。相当なバカ仕様にされているに違いない。夕方5時にバイクのキーと自賠責保険証を持って警察署少年係に行くと約束して電話を切った。
その日の職場では、盗んだ餓鬼の親に損害賠償を請求できるかで議論になった。「当然出来る!」「少年法で守られているので、相手の身元すら知ることは出来ない!」などなど様々な意見があったが、実際にネットで調べると:
少年法により犯人の少年の身元を知ることは出来ない、警察も教えてくれない。
相手の身元を知るには、少年が裁かれるであろう、家庭裁判所に申立をしなければならない。
でも、素人が直ぐに申立なんか出来ないので、行政書士に代理人になって貰う。
簡易裁判で賠償を請求できる。
でも、行政書士とか雇う費用が馬鹿にならないので、数万円のスクーターごときでやると赤字になる。
盗まれたバイクの廃車費用を含めて被害者が負担。
泣き寝入り、不良少年に優しい加害者天国日本!
予想はしていたが、本当にまじめに生きていると馬鹿を見るなあと思いつつ警察署に向かった。
この件の担当は地域課の課長さんが担当だった。大規模署の課長といえばエライ人だ、警部クラスかな?その課長さんは、丁寧な対応で小部屋に案内してくれた。その小部屋は「補導室」と書かれていた。事実確認などを課長さんとやったりしていると、私のLiveDioの現状を見せようと駐輪場に連れて行ってくれた。「驚きになるかもしれませんが…」課長さんは言う。そんなことを言われるとこっちもドキドキする。「これです。」見せられたバイクは、バイクではなく黒いフレームのみ、焼き場から出てきた骨のような状態だった。暫し絶句。課長さん曰く、フレーム打刻番号は剥ぎ取られており、このフレームから私の所有物であることは割り出せなかったらしい。なので、この骨に付いているメインロックを私の持ってきたキーで開けるかどうか試して欲しいとのこと…シャッターキーもメインキーも難なく開けることが出来た。認めたくはないが、私のLiveDioの骨(フレーム)らしい。では、なぜフレーム打刻番号が分からないのに私の所有が割り出せたのか?課長さんは、もう一台のDioに案内した、いろいろなパーツが下品に付いたDQNスクーターだ。エンジンを指さした、「見覚えはないですか?」といわれても「同じLiveioの2ストエンジンですが、私のものであるかは分かりません」と答えると。私のエンジンだという。このエンジンも打刻番号がヤスリで削られており解読不明であったが、警察の科学捜査研究所(科捜研)で分析した結果、私が被害届を出したエンジン番号と一致したらしい。恐るべし科捜研!というか、私の盗まれたDioを先端の犯罪捜査技術を使ってここまで調べてくれるとは、ちょっと感動した。この後、刑事さんも2人来て、無惨な骨のロックが私のキーで開くところをカメラに納め、そしてまた私のエンジンおよび私の物っぽいパーツを指さして写真を何枚か撮影した。刑事さんまで動員されているとは、これはかなりの重大事件なのかもしれない(本当か?)。このDQNバイクを見た感じ、エンジン、マフラー、カウル類(ZXのロゴが貼られていたが)は確かに私のLiveDio由来のパーツらしかった。きれいに乗っており、そしてエンジンの調子も良かったので、これら主要な部分は私のものが採用されたのであろう(ちょっと光栄?)。フレームはロックが外せなかったので、見捨てられたのかもしれない。
補導室にもどり、近くに捨てられていたというメーターを見せられた。オドメーターは盗難時には1回転して700kmちょっとを示したはずだったが、これも同じ距離を示していた。ちなみに、DQNバイクには160km/hまでの速度メーターがついていた、絶対にそんなにでねぇよ、餓鬼。ここまでの事実および証言を調書にまとめて貰う。交番の警察官はノロノロとした手書きでイライラするが、本署の幹部様はノートパソコンでサクサクと調書作成。もちろん餓鬼には厳罰を希望してあげた。で、私の被害のケツの持って行きどころは…という話を切り出そうとすると、課長さんは「犯人は少年だから、住所名前とかは教えられないけれども、保護者に貴方の連絡先を教えることが出来ますがどうします?」、おお、あきらめていた損害賠償を請求できるチャンスが!しかし、私の個人情報を盗人の保護者に教えるというのはチト気にかかる…放火とかお礼参りとかされたら嫌だな。「個人情報の問題もあるので、私から連絡をするということはできませんか?」と答えると。容疑が固まり次第、保護者の連絡先を教えてくれるとのこと。これで、お金(下取り価格+α)を取り返せる可能性ができたわけだ。被疑少年の個人情報は出せませんが、その保護者の個人情報は出せますよ、というのは粋で良い。
職場の人の意見はまた多様で、「そういうことする餓鬼の親だからかなりヤバイはず、賠償請求はしないほうがいい!」とか「賠償請求を10万ぐらい吹っかけろ!」と真っ二つ。どうしたものか、連絡があってからもう1回ゆっくり考えたい。あと、結局その泥棒餓鬼は、街中のDioを盗みまくってパーツを剥ぎ取りまくって、My favoriteの1台を完成させたらしい。その器用さを生かせば、社会で重用されるだろうに、まったく何たること。捜査資料を横目で見たところ、バイクフレーム&パーツは私の自宅の近くで捨てられていたので、やはり時々爆音を上げてたむろしている餓鬼どもが犯人だった可能性が高い。
オドメーター:3,440km ライダーの体重:?kg
やたらと朝早く目が覚めてしまったので、早朝5時過ぎにエイプで出撃!国道248号を北上して、豊田市街を超えて猿投グリーンロードの力石インターから、この有料道路をエイプでは初めて爆走。最初の力石~枝下間が下り坂でかつ殆ど交通量がないので、最高速トライアルにはもってこいのポイント。おりゃ~と気張ってみたが、よえkm/hちょっとが良いところ。3桁の壁突破には、もう少しのチューンと、さらなるライダーのダイエットが必要な模様。10kmちょっとのグリーンロードは、八草が終点。そこから県道に入り、リニアモータカーの「リニモ」としばしの併走(初めて見た)。長久手町に入ると、「愛知万博」が目に飛び込んできた。ああ、JR東海リニア館、建物に突っ込んだ赤い観覧車、ゴンドラ…テレビで見慣れた風景がそこにはあった。前回、猿投グリーンロードを走った2年前は、リニモの橋桁は出来つつあったが、まだ会場は愛知県青少年公園の木を切り倒して(森憎[モリゾー]、木殺 [キッコロ]たる所以)が整地し終わったという感じでしたから本当にビックリ。トヨタ博物館の前あたりでUターンして、八草からおとなしく岡崎に帰った。のんびりしていると、見物客にもみくちゃにされるのが怖かったから。ちなみに、今のところは万博会場内に行く予定は無し。
オドメーター:?km ライダーの体重:100kg
純正マフラーのルックス&排気音に劣等感を持っており、ここしばらくヤフオクで出物を待っていた。しかし、なかなか良い出物がないので1万円以下の適当なマフラーに手を出し始めた。そして、今回のショートダウンマフラーの落札6,750円に至った。デイトナのやつに間違いなさそうですが、デイトナとは明記していないが、今後ここではデイトナ製ということにする。一応JMCA認定品になっており、エキゾーストパイプはステンレス製で、サイレンサー部分はカーボン巻きになっている後輪まで届かない短いマフラー。取り付けステーが付いていなかったため、さらに追加購入費用2,000円ほど必要ですが、元が安いので問題ない。
オドメーター:3,767km ライダーの体重:102kg(夏バテ解消に食べていたら太った!)
この時期は、いろいろと辛い時期だったの故に、残念ながら記録が途切れてしまっている。上述のとおりヤフオクで落札したデイトナのショートダウンマフラーを付けて、完全なDQN仕様サウンドを奏でる素敵なApe100になり、それはそれは大変にご満悦な私だった(写真:2005年8月27日撮影)。しかし、雨の日に水を拾いまくって信号待ちで失火するバイクとなり、程なくして穴あきの純正マフラーに戻る。
2006年3月末には岡崎から東京に引っ越すが、その際には下道(国道1号、沼津からは国道246号)自走でApe100を320km回送したのも良き思い出だった。しかしながら、新居となるアパートにはApe100を収納できず実家に預けることとなり、あな悲しきことに乗車頻度は激減してしまう。(2013年3月21日 回顧)
カスタマイズ最盛期