「ディペンダブル」とは、日本語では「頼りがいのある」ことを意味し、
ユーザがシステムを信頼し安心して使えるという、ユーザ視点の概念です。
今日の情報社会は、アプリケーション、システム、コンピュータ、VLSIなど様々なレベルの高度な技術に支えられています。ディペンダブルシステム学研究室では、分散システム、ネットワーク、量子システム、マルチコアコンピュータ、VLSI、脳型コンピュータ、データベースやネットワークなど、あらゆるレベルでユーザが安心して使えるシステムのための研究を行います。
研究に対する好奇心と熱意が必要です。
ソフトウェアでもハードウェアでもよいのでプログラミング言語を1つ習得している、または、数学が得意であると、研究をスムーズに始められます。
各学生の希望、バックグラウンドに応じて研究テーマを設定し、必要な知識や技術の習得から始め、国際会議・国際ジャーナルで発表できる研究成果を目指します。論理的に物事を考えて科学的に検証できる能力、研究成果を他者に伝える能力を身につけられるように指導します。例えば、アルゴリズムに関する研究では、システムを数学モデルで表し、論理的に手法や限界を考えて、理論的解析またはシミュレーションにより評価します。また、ハードウェアに関する研究では、問題の本質を考えた解法を提案し、回路シミュレーションおよび実測から評価します。
いずれの研究テーマを選択しても、論理的に考え解析する技術、プレゼンテーション能力、英会話、英語の技術文書を読む能力・書く能力が身につきます。また、研究テーマに応じた専門知識として、アルゴリズムを設計・解析する能力、プログラムの実装技術、分散処理・回路をシミュレーションで評価する技術、ネットワークやデータセキュリティに関する解析・実装技術、量子計算・量子通信を評価する技術、最先端の機械学習アルゴリズムを実装する技術、ハードウェア設計・解析技術が身につきます。
ブレインパッド、オムロン、クックパッド、サイボウズ、住友電工情報システム、ソニー LSIデザイン、ダイキン、大日本スクリーン製造、デンソー、野村総合研究所、VIC-Visible Information Center、富士通コンピュータテクノロジーズ、村田製作所、リコー、ローム、三菱電機、キオクシア、モノタロウなど
2025年度
SSS 2025(Kathmandu, Nepal)にて発表
第21回情報科学ワークショップにて発表
ARES 2025(Ghent, Belgium)にて発表
ICISSP 2025(Porto, Portugal)にて発表
第202回AL研究発表会にて発表
DC研究会2月開催にて発表
2024年度
笹田大翔助教が、Google Japan Cybersecurity Research SymposiumにおいてCybersecurity Research Awardを受賞
ATS 2024 (Ahmedabad, Gujarat, India)にて発表
OPODIS 2024 (Lucca, Italy)にて発表
SSS 2024(Nagoya, Japan)にて発表 BSPA受賞
SAND 2024(Patras Greece)にて発表
第20回情報科学ワークショップにて発表
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学棟 B-4階
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