リメイク・お直しの250年
リメイク・お直しの250年
「着物は何度も仕立て直せるように
縫い目が簡単に解けて、反物に戻すことができる」
この事実は多くの人が知ることだと思います
実は、18世紀のドレスも同じなんです
再利用を前提としてつくられたドレスは
何度もリメイクされ、革命の世紀をサバイブしました
時は経て100年後
前代未聞のリメイクドレスが爆誕します
ブルジョア階級が渇望した承認欲求と奢侈への憧れ
渦巻く欲望が生んだ異形のドレス
豪華絢爛なドレスの陰に潜むは資本主義の闇
朽ちるまで補修された労働者のスーツ
裏返し左右反転までして直される従者のコート
「ファッション」として視るには
あまりにも残酷な物語り
リメイクとお直しの歴史を覗いてみましょう
【 リメイク・お直しの250年 】
11月23日(日)13:30~
25日(火)13:30~
28日(金)16:30~
上記日程で、約20分ほどのミニレクチャーをおこないます
ミニレクチャーへの参加は無料ですが
忘れずに「入場券」をご購入ください
18世紀の男性スーツをリメイクしてつくられた
19世紀末のドレス
希少価値の高いリメイクドレス誕生秘話を解説いたします
ドレスとは相反する見た目の労働者のコート
これらも稀有なお直し技法が確認できます
ドレスと対比することで視えてくる残酷な階級差を感じてください