半・分解展、2年ぶりの大阪展
今テーマは、18世紀の「布の一生」
そして、19世紀の「死の衣服たち」
18世紀フランス、熟練職工が生み出す布は
" 芸術 " の域にまで昇華された
希少な布は何度も再利用され、姿を変えて生き延びる
性差、世紀をも跨いだリメイクドレスを刮目せよ
その陰で、残されなかった衣服が「下着」
純白のリネンを素肌に纏う上流階級
粗野な麻を被った労働者
朽ちた下着の行く末は意外なところだった
産業革命が本格化する19世紀
布の価値は暴落し、薄利多売の構造が生まれた
ゆるやかに、確実に、布の死が始まる
流行は激化し「危険をはらむ衣服」をも呑み込んだ
半・分解展は、ただ眺める展示ではない
すべての展示品に触れることが叶う
" 触れて、嗅いで、体感する "
生きて 直され 朽ちてゆく、そのすべてに手を触れて
---開催日時---
11月21日(金)から12月1日(月)
13:00開場 20:00閉場
※最終日のみ15:00閉場
---会場---
大織健保会館(Daiori-Kenpo Kaikan)
大阪府大阪市中央区瓦町2丁目6-9 8階
大阪メトロ「堺筋本町駅」17番出口より徒歩約5分
または「本町駅」1番出口より徒歩約6分
---入場料---
ウェブチケット
早割り3,900円 前売り4,900円 当日6,000円
当日現金チケット7,000円
すべてのチケットで期間中の再入場がいつでも何度でも無料
中学生以下、入場無料
障害者手帳のご提示にて1,000円キャッシュバック
日時指定のチケットではありません
期間中のお好きなタイミングでお越しください
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展示期間中は【人数限定の特別レクチャー】を開催します
レクチャーの詳細は10月ごろに発表します
展示に足を運んでくれた皆さまの感想をまとめました
衣服標本家 長谷川 彰良