SQL Serverについて解説する。ここでのバージョンは「2019 Express Edition」である。サービスとして実装されているが、500MB以上のメモリを使用することがあるので、メモリに余裕があるか確認してからインストールしてほしい。SQL Serverはダウンロードページからダウンロードしてインストールする。サーバー名は「SQLSERVEREXP2019」に設定したものとする。
また、SQL Server Management Studioについてもドキュメントのダウンロードページからインストールしておく。
各ソフトの起動方法について見ていく。スタートメニューからは[Microsoft SQL Server 2019]フォルダの[SQL Server 2019 構成マネージャー]をクリックして起動する。
以下のようなプログラムが起動する。[SQL Server のサービス]をクリックし、[SQL Server]の[停止]または[実行]で表される状態を確認する。停止している場合は、右クリックし、開始をクリックすれば起動する。
[開始モード]というのは、Windowsを起動したときに起動するかどうかの設定である。プロパティの[サービスタブ]>[開始モード]で[自動]または[手動]、[無効]から選択できる。[自動]は自動的に起動、[手動]は自分では起動しない、[無効]は自分では起動せず他のサービスから起動されない。
起動している場合はタスクマネージャーのプロセスタブで[SQL Server Windows NT - 64 Bit]という名前を確認することができる。メモリの降順に並び替えると見つけやすい。
起動していることが確認出来たら、次にManagement Studioから接続してみる。スタートメニューからは[Microsoft SQL Server Tools 18]フォルダの[Microsoft SQL Server Management...]をクリックする。[オブジェクト エクスプローラー]の接続をクリックする。[サーバーへの接続]でサーバー名を入力する。右のボタンから[<参照>]で表示される[サーバーの参照]ウィンドウで[ローカル サーバー]タブの[データ ベースエンジン]から探すことができる。「(コンピューター名)\SQLSERVEREXP2019」という名前である。
次にVisualStudioのサーバーエクスプローラーから接続してみよう。メニューからは[表示]>[SQL Server オブジェクト エクスプローラー]をクリックする。 ショートカットキーは「Ctrl+\,Ctrl+s」である。[SQL Server の追加]をクリックし、[参照]タブの[ローカル]の「(コンピューター名)\SQLSERVEREXP2019」と書かれているところをクリックし、[接続]ボタンをクリックする。